日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎赤外線ライトの守備範囲

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◎赤外線ライトの守備範囲
 赤外線ライトが届いたので、早速、電池を買い充電した。
 スイッチを入れてみるが、肉眼では光はまったく見えない。
 しかし、発光元を見ると、わずかに赤く色が変わっているので、きちんと作動していることが分かる。

 そこで、まず通常カメラでフラッシュ撮影してみた。
 画像を開いてみると、ライトの先端から幾らか光が出ているが、他は変わりない。
 なるほど、通常のカメラでは、感応域が「赤外線域に少しかかっている」という説が示されている。
 肉眼では見えないが、カメラには写るという事態が起こり得るのだ。

 次に、赤外線カメラでフラッシュ撮影してみる。
 すると、中央に丸いサークルが出来るが、フラッシュの影響の方が強く、全体が明るく写る。
 赤外線が協調されるから、暗いところでの撮影に向いている。
 
 最後は赤外線カメラで、ライトのみを照射して撮影した。
 ライトの当たったところだけが、丸く写る。

 煙玉の中には、ちょうどこういう感じに平坦に見える物があるから、何か「赤外線を発している」ものがあるということではないか。
 幾度か私自身の体(の前)に煙玉が写ったことがあるが、いずれも程なく体を壊し入院した。
 こういうのは患部が熱を持ち、赤外線を発していたのかもしれない(もちろん、不確かな話だ)。

 これまでの経験から、幽霊は「見えないからいない」のではなく、単に「見えない」だけだということが分かっている。
 赤外線域の波長域で確かめると、その「見えない」ものが幾らか「見える」ようになる。
 「見える」ものとの違いを際立たせるためには、赤外線を照射して、フラッシュを焚かない撮影方法が適しているのではないかと思われる。
 これは実践してみて確かめることになる。

 これとは別にヒントがひとつ得られた。
 デジカメには、自動ピント調整機能がついているが、赤外線を照射してファインダを向けると、光(見えないが)が当たったところに、絞りが集中する。
 すなわちカメラがその明かりを見ていることになる。

 暗所などを撮影する時に、何故かピントが特定の箇所に固まることがあるが、他と同じように暗いので不思議に思っていた。すなわち、そこから赤外線が出ている、もしくは赤外線が当たっていることを意味していたのだ。
 そうなると、デジカメの用途がひとつ増えるかもしれない。
 「何だか気持ち悪い」と感じ、カメラを向けた時に、一定の箇所に絞り対象が集中したら、そこに光源かもしくは被射物がある。
 それが何かは分からなくとも、「とりあえず近付かないようにする」のが無難だということだ。
 要するに魔除けに使えるということ。  

 かたや難点もある。
 夏の夜に、超自然現象を実証しようと、このライトとカメラを持ってうろついていたら、「盗撮目的の痴漢野郎」に間違えられかねない。