◎育ち方が違うのは何故?
ダンナがアボガドの種から苗を育てているのを見て、家人も同じことを始めた。
よくあるケースだが、家人の方が余計にハマってしまい、家に十個くらいの他、勤め先の小学校にも幾つか種を置いている。
ちなみに、食用のアボガドは早めに収穫するから、種に栄養が蓄積されておらず、十個の内3、4個しか育たない。
また、仮に苗が出来ても、それが大きくなり実を付けるようになることはほとんどない。途中で枯れてしまうのだが、結局は未熟だったからということ。
メロンを食べた後にも種から苗が生えるのだが、それを育てようとしても花が咲く頃までには枯れてしまう。それと同じ。
色んな種で散々実験しているので、ダンナの方はそれを知っているが、もちろん、あまり言わない。
自分でやってみて、幾つかが死んでみればその時に分かるからだ。
今日、家人が言っていたが、家の中にある種(根はすでに出ている)と、小学校の種は「育ち方がまるで違う」そうだ。
職員室に置いてある保育器のは、もはや根だけでなく苗が伸びているのだが、家の方はまだ根が出だした段階だ。
小学校は夜には暖房が切れるから、職員室の中もかなり寒そうなのだが、しかしよく育つ。
ダンナの答えはこう。
「小学校のが良く育つのは、周囲をこどもたちが囲んでいるからだ。活気や生気エネルギーみたいなもので溢れているからよく育つ。家では四六時中暖房が点いているが、保育器のすぐそばに俺がいる。俺からはもはやマイナスイオンしか出ず、逆に俺に吸収されてしまう。だから育たない」
小学校はまさに心霊スポットで、よく幽霊が集まる場所なのだが、これは子どものプラスのエネルギー(幽霊側からは白い光に見える)に引き付けられて集まる。
よってさしたる意図はなく、まったく害はない。
かたや死期の近い人の周りに集まる幽霊は、霊体を吸収する意図を持っているから、あまり良い影響をもたらさない。
飼い犬や猫の様子を見ていれば、近くに幽霊がいるかどうかはすぐに分かるし、植物の育ち方で自身の生命エネルギーの強弱が分かる。
状況が分かれば、それに即した手立てが打てるので、仮に生気(生体エネルギー)が下がっていてもあまり悲観することは無い。