日刊早坂ノボル新聞

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◎ケントクで買う有馬記念

ケントクで買う有馬記念
 今年の有馬記念は有力馬が外枠に入ったので混とんとしている。いずれも一長一短で、腹を決めようにも座り心地が悪いままだ。競馬ユーチューバーの多くが「当たる気がしない」と言っている。
 ま、このレースは一年の総決算で、好きな馬を応援すべきレースだから、腹を括って行くべきだ。

 ただ、本線以外に、いくらか遊べるのがこのレースでもある。
 2001年には9月に同時多発テロが起きたが、その年の有馬記念では、1着がマンハッタンカフェ、2着が14番人気アメリカンボスだった。ちなみに3着はトゥザビクトリー。
 その年の大きな出来事にかこつけて、とか、言葉遊びに引っかけて(語呂合わせ)、というのがケントク買いだ。
 漢字では「見得買い」と書く。

 そこで、今年の一年の大きな出来事を振り返ると、世間的には1位が「WBC優勝」で、2位が「大谷ホームラン王」なそうだ。
 2位が藤井総太8冠。
 WBCに数字は関わらぬが、大谷なら背番号が17番だ。

 今回、16頭立てなので17番はないが、枠の1-7とか、馬連の1番7番なら当て嵌められる。
 ちなみに1枠には6番人気ソールオリエンスと9番人気シャフリヤール、7枠には5番人気タスティエーラと13番人気プラダリアが入っている。ソールオリエンスとタスティエーラはいずれも3歳で、有馬記念と相性のよい前走菊花賞組だから、このワンツーは可能性があると思う。だが人気サイドで、ケントクには合わない。もし枠の1-7で攻めるなら、シャフリヤールやプラダリアを交えた馬券だと思う。

 藤井8冠からは、「8枠」か「8番」か。
 8枠なら3番人気スルーセブンシーズ、7番人気スターズオンアースの有力な馬が入っている。枠の8-8は無いわけではないが、有馬記念では8枠は「死に枠」で馬券になったのもチラホラしかいない。
 8枠16番に入ったので、スターズオンアースは事前では1番人気だったのが、開けて見れば7番人気。ま、16番は過去50年間、勝った馬がいない。8枠2頭でというのは、精神的にしんどい。
 「8番」の方は、穴人気を集めそうな10番人気ライラックだ。コイツは4枠で枠の色が青なのだが、前項の大谷選手が入団するのがドジャースで、球団の色が青。

 ケントク買いをするのに堅い馬券では意味がないので、穴目で該当しそうな線を狙う。
 大谷の枠1-7から2頭で、まずはソールオリエンスとタスティエーラの1着2着。一応プラダリアも2列目に加える。これに三列目としてドジャースブルーの4枠から、ライラックとアイアンバローズでどうだ。これで三連単は12組で、かなりの穴目なので、1枚(百円買い)1200円で、二分ちょっとの間楽しめる。
 プラダリアは単勝百倍だが、京都でボッケリーニに勝っているからあながちオッズほど軽視は出来んと思う。

 競馬に絶対はないから、かなり薄いが可能性はある。
 千二百円が五六万に化ける可能性もなくはない。千二百円では今時映画も観れないし、岸田の増税すら払えない。

 

◆レース結果

 レース結果は1着ドウデュース、2着スターズオンアース、3着がタイトルホルダー。ジャスティンパレスは4着だった。

 今回馬券の軸にした10番ジャスティンパレスが差して来たので、「取れた」と思っていたら、タイトルホルダーに鼻差届かなかった。

 おいおい。今秋の調子そのままじゃねーか。

 ちなみに、当家には幽霊がいて、競馬の検討をしている時に、当たり馬券の要素を含む内容のところに来ると、机の横の電話が「チリ」と鳴ることがある(いつもではない)。この電話は電源が繋がっているが、回線自体は繋がっていないので、電話としては使っていない。          

 だが、時々、「チリ」と鳴ったりするので、「お告げ」と呼んでいる。

 競馬の検討の時には久しくならなかったが、今回、電話が鳴った。

 鳴ったのはこの図を作っていた時で、なるほどジャパンカップの4着3着5着の馬の入線だった。決め打ちする人には簡単な馬券だった。

 だが、図全体には情報量が多過ぎて、どれが該当するのかが分からない。

 そもそも、当たり馬券を教えようという意図など無く、当てようと思っている者をからかう目的で情報を送って来るようなので、現実のヒントはあるが、ストレートな内容ではないし断片的だ。

 またしてもやられた。