◎霊界通信 「宙に浮かぶ人」(四月一日の検証)
四月一日の画像について検証した。
ガラス映像の場合、ガラスを隔てて、前後七八十㍍くらいの景色が一枚の画像に収まるので、正確な位置関係を把握するのは容易ではない。さらに、位置関係自体がゆがめられることがある。
最大の問題は、天を仰ぐ男性がどこにいるのか?という問題だ。
これについては、「神殿のガラス窓の手前十メートルから十五メートルの範囲内」で、かつ「家人の数メートル後ろ」で誤りはない。
前後の画像に、参拝をするこの男性の姿が写っているので、これは実証出来る。
この場合、この男性の姿勢や、家人の背丈との比較で、「この男性は宙に浮いている」ことが分かる。
足場のない状態で、天を仰いでおり、男性の前にいる家人の肩より上に上体があるのだ。
まさに有り得ぬ事態が起きているわけだが、あの世的には「時々あること」のひとつになる。
男性は神殿前の地面の上に、普通に立っていたのだが、ガラス窓の景色が「歪められた」ということだ。
何らかの力が働くと、こういうことが起きるようだ。
私は以前、「お迎え」に対峙したことがあるが、この時には、直接目視したその相手(二人)の周囲の景色が著しく歪んでいた。物が歪んでいるのではなく、景色すなわち光が歪んでいるわけだ。
この画像もその状況と同じで、実際には、男性は真っ直ぐ普通に立っていたのだが、画像では体勢が十五度くらい傾いて映った。
何故こういうことが起きるのかについては、現状では推測することすら出来る段階にないわけだが、男性の背中に「女性の頭がへばりついている」ことと無縁ではないと思う。(鞄の表面に顏が浮き出ている。)
ストーリー(筋書き)は、あれこれ考えられるが、あくまで想像の域の話だ。何かしらの恨みを持った幽霊が手を出したのかもしれぬが、男性はいたって普通の人物のようで、理由が思い当たらない。
(こういう時には、「この男性と会って話してみたい」と思う。)
あの世の理屈はこの世とは違うわけだが、何故こういうことが起きるのか、是非そのからくりを知りたいものだ。
また、あの世だけでなく、この世の変化とも連動している場合があるので、一層の注視が必要だと思う。
割と各所に煙や煙玉が出ているので、やはりあちら側で変動が起きていると思う。
ま、私にも煙が寄り憑いていたので、男性を案じている場合ではなさそうだ。
私の右の足元には、何かがいると思うが、是非、お稚児さまで会って欲しいと思う。