日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

旅館の部屋の中で

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同じシリーズの3つめです。

某お寺の後、ある旅館に泊まったのです。
夕食後、「さて寝ようか」という段になったら、妙に胸騒ぎがします。
いかんなあ。

そのまま布団に寝そべっていましたが、深夜になってもほとんど眠れません。
おどろおどろしい妄想だけが、頭に浮かんできます。
着物を着た女が、ズルズルと部屋の中をうろつくイメージです。

子どもの頃のように、「(怖くて)トイレにも立ちたくない」という気分を味わいました。
何十年ぶりでしょうか。

疲れてきましたので、布団から起き上がり、「いい加減にしろ!」と叫びます。
バッグからデジカメを取り出し、バシャバシャと写真を撮りました。
それがこの時の画像で、なにやら光の筋が写っています。空中を左から右にすうっと移動したように見えてます。

「何だ。そんなことか」
この時、出掛けに次女がお守りを渡してくれたことを思い出しました。
出発前に、「時々、旅館で嫌な目に遭うが、そろそろ来るような気がしてるんだよな」と私が呟くのを、次女が聞きつけ、持たせてくれたのです。
「お塩と水を枕元に置いて寝るといいよ。それからお守り。水晶球も持ってく?」
そのお守りをカバンのポケットから取り出します。

お守りを枕の下に置き、「このオレが眠るのを邪魔するな!」と言い放ち、布団を被りました。
ちなみに、塩と水は現実に有効ですが、お守りはただ持っているだけでは何の効き目もありません。
「自分はオマエラが関われるような存在ではない」と宣言し、心を強く持つための道具です。

その後は朝までゆっくり眠りました。

今、改めて画像を見たら、床近くに煙玉も写っていました。撮影時にはなかったものですので、後で出たもののようです。
画像は部屋の中の写真と、枕の下に入れたお守りです。
日付が替わっているのは、その間で、ちょうど夜の12時を超えたからですね。