日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎しくじってミイラになったかも(572)

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令和三年念三月二十九日撮影

◎しくじってミイラになったかも(572)

 例年、三月末から七月の頭くらいまでが、一年の内で最もあの世系の「異変」の起きない時期になる。

 このため、この時期は割合のんびりできる上、仕事を固めてやれる。

 月曜は、まず月末の支払いを済ませたら、桜でも見ながらお弁当でも食べて、どこかでお茶でも飲みながら原稿の朱入れをやろう。そんな算段だった。

 

 まずATMだが、この日は混雑が予想されるため、二十キロほど先の山の中の支店に行くことにした。

 待ち時間がゼロだし、感染の危険も少ない。

 そこで、途中のお弁当屋さんで弁当を買うことにした。

 一年ぶりの店に寄ったのだが、かつての店主は居らず、息子さんが店を切り盛りしていた。

 確かこの息子さんは勤め人だったから、親爺さんが働けなくなり、息子さんが仕事を辞めて店を継いだ。そんな展開になる筈だ。

 前の店主は「七十台半ばになったから、もうキツい」と零していたが、あれからやはり辞めていたか。

 

 お弁当を持って、N局に行った。

 ところがちょっとした事件が発生した。

 いつも、入金口座と支払い口座を別にしており、着金するのと引き落とすのを別々にやっていた。

 アナログ的な対応だが、何段階かのクッションを挟むと、リスクがかなり減る。

 よって、私はペイ何とかはやらないし、ラインも使わない。経路を減らすと、簡便さを利用して騙す側も楽になるからだ。

 各段階で時間が掛かるが、その間よく考える猶予が生じる。

 

 しかし、今月は多忙なので、支払い口座に着金させるようにしていた。

 これだと一度で支払いを終わらせることが出来る。

 ところが、その口座が空になっていたのだ。

 複数の入金が合った筈で、それが四五日前だから、ゼロになることは無い。

 「ありゃ、やられたか」

 「ペイ※」の手続きをしていないわけだが、「他人のを勝手に作る」という犯罪のスタイルがある。

 さては、先日の悪夢はこの予知だったか。

 だが、まず当月の支払いがあるから、別途調達して入金し、支払いを終わらせた上で、調べることにした。

 

 結局、お弁当を食べている暇など無くなった。

 早く帰宅し、通帳を持って、金融機関を回らねば。

 ひとまず帰路中途に神社があるから、ちょっと参拝し、そこから金の流れを調べるために金融機関の支店に行こう。少しでもおかしかったら口座は凍結だ。

 

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 神社の境内に入ったが、心中は怒りに満ちていた。

 前に千の桁の被害に遭っているから、詐欺藩や窃盗犯は殺しても飽きたら無いくらい。

 そのせいで、「早く俺の家を詐欺師が訪問しろ」と願うほどだ。

 玄関には刀を置いてあるから、とりあえず、「受け子」の両腕を切り落とす。

 あとはそれから考える。

 

 神殿前に着く頃には、こう思っている。

 「悪縁(霊)の仲間になるのは、死んでからと思ったが、もし盗まれていたなら、今すぐ仲間入りする。この世に祟りの雨を降らせてやるからな」

 降らせるのはアモンなのだが、どこにどう撒くかは、助言出来るようになっている。

 

 「ま、詐欺犯の身の回りからだな。殺すんじゃなくて、その先だ」

 「死んで終わり」なら優しい話だ。悪縁(霊)たちは、そんなことは問題にしていない。

 関心は「死後」にどうしてやるか、ということだ。

 こっちは千年単位だから、その間に何万回もそれこそ「死ぬような気持ち」を味合わせられる。数千年に及ぶ奴隷の生活だ。

 

 だが、神殿に背中を向けた時に我に返った。

 「今はコロナ不況だ。支払いが遅くなっているだけかもしれん」

 普通は二十日頃の入金だが、三十日や三十一日までずれるかもしれん。

 そこから家の近くの金融機関に箇所を回って記帳したのだが、入金記録が無い。

 すなわち、「泥棒に盗み取られたわけではない」ということだ。

 

 「イケネ。アモンの仲間入りを宣言してしまったかもしれん」

 これは「魂を売る」のと変わりない。 

 やり直しは利かぬから、今後は「極力腹をたてぬ」ようにして、悪縁を撒き散らすのを避けるようにする必要がありそう。

 ま、もう遅い。

 

 まるで作り話や冗談のようだが、私のことを知る人はきっと笑わないと思う。

 ただ、ひたすら遠ざかってさえいれば、問題が発生し難い。

 こういうのを少しでも笑うと、すぐさま何かが後ろに立つ。その時はもう修復出来なくなっている。「そんなつもりはなかった」みたいな言い訳は通用しないどころか、もっと酷い事態を招く。

 

 画像は殆どの人が認識出来ぬから、あまり意味が無いが、ひとまず幾らか載せた。

 私は同じ場所で何千枚かの画像を撮影しているので、小さな異変でも分かる。

 ま、「頭の後ろにまた頭(髪の毛)がある」のは、それと分かりよい。私には盛り上がるほどの髪の毛は無い。

 これはイリスが参拝客に取り憑いていた時と同じ構図だ。

 こういうのを追い払うのは難しくない。

 だが、アモン(悪縁)が勝手に出て行かぬよう、私とアモンを繋ぎ留めていた「綱」が、この日で消えてしまった。(時々、現実には存在しないロープが画像に写っていた。)

 もはや悪縁は自由に出て行き、思うままに振る舞うだろうと思う。

 

 「ミイラ取り」のつもりが、今回は完全に「ミイラ」の立場になった。

 通常、ミイラの周りには砒素が盛ってある。

 

 追記)悪縁を取り込んだ後、次の展開はこうなる。

 1)常識を超える、または常軌を逸したことを言い始める。今はこの段階。

 2)突然、人が替わったように、きれいごとを話し始める。「愛」や「救い」など。

  「神の声を聞いた」「守護霊と語った」みたいなことを言う。 

 すごく「良い人」になるのだが、これが完成形だ。

 本性が悪で、それを隠す・隠せるようになっている。

 何とか元の状態に戻す必要がありそう。