日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(2014)天皇賞 母の母は パシフィカス : ラストインパクト

まず初めに物申すことは、競馬のカテゴリーは「ギャンブル」ではなく、スポーツではないかしらということ。
以前、環境ビデオ的な扱いで、深夜に英国の障害レースが流されていたことがありますが、きれいで、かつ迫力がありました。
カメラが内ラチのすぐ後ろに設置されていて、馬の進行に合わせて移動します。
まるで、一緒に走っているような感覚があり、障害レースの凄さが伝わりました。
競馬の最高のテーストが味わえるのは、やはり障害レースではないかと思います。
JRAさん。同時進行で走るカメラを設置すれば、おそらくファンが何十万人も増えるのでは。

明後日は天皇賞
古馬の最高峰です。

G1は「当てた・外れた」で考えるのではなく、「夢で買え」と言いますので、思い入れのネタを探してみました。
ラストインパクトの母の母は、パシフィカス
ごく普通の競馬ファンでも、「おお!」と叫びますね。

パシフィカスは、あのナリタブライアンの母です。
母親がナリタブライアンの妹なら、長距離も問題ないでしょう(ノーザンダンサー系)。

もっと良いのは、ラストインパクトが今まで3千メートル級の長距離をほとんど走ったことがなく、未知数であること。 唯一のレース?が菊花賞ですが、そこそこの結果は出しています。
今回は間違いなく人気薄。
さらに良いのは、活きの良い4歳馬であること。
3200のレースは消耗度が激しいので、昔は5、6歳馬(今の満4、5歳)の独壇場でした。

勝負を賭けるなら、今回でしょうね。
まあ、まだ来ない確率のほうが高いわけですが、「面白い」のには違いありません。

相手は同じ4歳でディ-プ産駒のキズナか、一発屋のウイリアムス騎乗馬か。
「雑草魂」派としては、デスペラード辺りが絡んで欲しいところです。
この辺は、当日の馬の気配で、「どれか1頭」。

三連複・単の三頭目は総流しなので、ラストインパクト⇒「どれか1頭」⇒総流しとなります。
穴馬券なので、軽く流すだけでOK。
しかし、ここで終わりではありません。
折り返し、ぐりぐりの穴党は、ラストインパクト⇒「どれか1頭」⇒「他のどれか1頭」で3頭を決め、その1点だけを、馬連から三連単まで「百枚単位で」買います。

このやり方だと、的中率が下がり、ほとんど当たりません。
十年に1、2度くらいなので、1年のうち春の天皇賞有馬記念など、ごく少数のレースに留めた方が無難です。
しかし、ツボにはまると、配当は概ね「千の桁」になります。

不安材料は相手関係で、例えばキズナもディープ産駒ですが、しかし3千団兇離譟璽垢鯀?辰燭海箸無いこと。菊花賞のみのラストインパクトと同じですが、こちらは人気被りなので、逆に不安材となります。
同じことなのに、境遇によって解釈が変わります。

かつての「迷わずリアルシャダイ産駒を絡める」法則は今は無し。
よって、手探りで進むしかありません。
まあ、外れることを前提としているので、気は楽です。