日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高・飯能) もはや「一見さん」ではない  (111)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

5日ぶりくらいで高麗神社に参拝しました。ちなみに、百日祈願を始めてから、この日が111日目となります。
駐車場から鳥居に向かいましたが、いつも手前にいる筈の猫の姿が見えません。中に入ると、20辰らい大樹の根元に黒い塊が見えます。
猫は当方を見つけると、すぐさま走り寄って来ました。
いつも猫用のマグロ缶を持参していますので、これを与えました。
「ちょっとお参りして来るから食べながら待ってな」
声に出して言い付けます。
戻って来ると、猫は二本足で立ち、伸びをしました。
これは「お腹が一杯になった」の挨拶です。
しばらく様子を眺め、「カラスに気をつけろよ」「車に轢かれるな」と言い残し、鳥居から外に出ました。
(この辺の振る舞い方は、きっと周囲から「あの猫オヤジ」と呼ばれているだろうと思います。)

車に向かって歩いていると、後ろから猫が走って来て、脚に体を擦り付けます。その後で、前の方でごろんと横になりました。
妄想癖(?)の当方には、頭の中で猫の言葉がはっきり響きます。
「少し撫でて行ってもいいわよ」
それって「撫でろ」という命令だよな。
いつの間にか、当方はこの猫の執事と言うか、召使いみたいな立場になっているらしいです(苦笑)。
あくまで、自分(猫)が主人で、こっちが従者です。
まあ、マグロ缶の味の違う種類を揃えて持参したり、乳糖がダメだろうから一旦煮沸した後で冷まして持って行ったりしていますから、召使いか奴隷なみであることは間違いありません。

他の参拝客がこの様子を見て、「あれまあ。よく慣れているね」と言いながら通り過ぎて行きます。
最初に当方を見つけて走り寄って来る時のスピードと、去りゆく男を後ろから必死で追い駆ける姿は、高校生のカップルなみでしょ。

111回目にして、ようやく「一見さん」から脱却したのだろうと思います。
ま、5日ぶりなので「腹が減っていた」というのが、より実態に近いわけですが、ドラマを演じていた方が人生は楽しいです。

体調は久々に「最悪」に近く、帰宅してからはひたすら横になっていました。