◎霊界通信R070828「対話の糸口」
◎霊界通信R070828「対話の糸口」
数日前にボン・ジョヴィのあまり有名でない曲を聴いて、理由なく号泣させられたのだが、それをきっかけに変化が生じた。
この三か月くらい、延々と「眠ると悪夢を観る」状態で、目覚めさせられた時には絶望感に囚われていた。
軽い食事をして、脳にエネルギーを回し、ものを考えられるようになって初めて「まだそんな悪い状況ではないな」と思い直すのだが、毎日その繰り返しで熟睡できず、かなり疲れる。
だが、あのオバサンの心情に触れたことで、相互理解のようなものが生まれたらしい。
数か月ぶりに、ごく普通の夢を観て、朝まで寝られた。
やはり、まともな思考をするには、「普通に寝て、普通に食べる」生活が基盤になる。
しかし、アルバムの片隅に入っているような小品(曲)を愛好していたとなると、あのオバサンは相当なファンだったのだな。当方などは、売れた曲2曲くらいしか知らないし、それも何を歌っていたのかも調べたことが無い。
金曜は形成外科の診察があり、足指を診て貰った。
右足の2本は既に黒変しており、切断まで秒読み態勢だ。
だが、医師は「傷に感染させなければ、黒変箇所が徐々に脱落して再生する」と言う。正確には「こともある」だが、固まっている限りは「今すぐ切断」という事態にはならないのだそうだ。
ま、「もうじき」であるのは疑いない。
足を引きずり、病院を出ると、頭の後ろから唐突に「よくなると思うことです」という声が聞こえた。
こういう時の声は、すぐ間近から鮮明に聞こえるから、思わず振り向く。もちろん、誰もいない。
巫女さまが傍にいるんだな。
「ということは、俺はやっぱり厳しい状態だわ」
だが、有機体には存続の限界があるから、いずれは滅びる。そうにせよ、「よくなる」「自らを向上させる」という姿勢を持ち続けることが重要だ。
ここで「あいつらのところに行っちゃダメだよ」という声が脳内で響く。
これはお稚児さまだな。この子はもはや一心同体だから、声も頭の中で響く。
当方は巫女さまやお稚児さまの仲間だが、一方で半分はアモンらのグループにもいる。あの世に善悪の区分はないが、この世流に分別すれば、アモンらの方が正義の代弁者だと思う。欺瞞を許さない。
今死ねば、当方はたちまちあのバケモノの側に立って、この世の者を召喚して回ると思う。あっという間に死神の仲間だ。
今日金曜は朝からお寺に行き、ゆっくりとそこで過ごすつもりだったが、どういうわけか昨日は病院の内履きのまま帰宅していた。普通の靴では二十㍍も歩けぬので、この日は断念した。
最近、生命力が下がっているせいか、「黒いひと」を頻繁に見る。夜に娘を迎えに行く時などは、途中の道の電柱の陰にのっそりと立っている。車道に出ていることもあるから、その都度ブレーキを踏み、迂回させられる。
右隣のベッドには、これまでのジーサンではなく、別のバーサンが入ったが、このバーサンは車椅子で病棟に来る。最初はこの人の背後に「黒いひと」がいるのを見たので、目を背けるようにしていた。
ベッドごと来る患者もいるが、枕の隣に「黒いひと」が寝ていたりする。この状態になると、まずは一週間以内にこの世とオサラバだ。
関わりたくないので、見ないようにするわけだが、この日は自分の受診があったので気が抜けており、ついうっかりと目を合わせてしまった。
すると、バーサンの頭の後ろにいた影が見えなくなっていた。
「黒いひと」が肩に頭を乗せていたのに、いなくなることもあるわけだ。
「ふうん。このバーサンはすぐには死なないな」
食堂でバーサンが家族に電話していたが、張りのある元気な声だった。
よく考えると、当方だって、真正面から日光を浴びているのに、周囲に影が出来る。
ひどい時には、理不尽にも体の前に影が出たりする。
「黒いひと」はやはり単純に「生き死にに関るところ」を見に来る者らしい。
グール(屍を食う鬼)のようだが、食いつくのは屍肉ではなく魂の方だ。
さて、まだ当方の余命はあと二週間ちょっとだ。
看護師からしきりに「特別な血流改善の治療方法」を勧められて来たが、この日正式に断った。
「もう俺には寿命が来ているのかもしれんし、足より先に延命させる方が重要だからやりません」
注意力が散漫になるのが一番怖い。
まずは駄々をこねる者を一人ずつ引き剥がして、分離して行くのが先決だ。
まずは「必ず良くなる」と願うことから。繰り返し願っているうちに信じるようになる。すると、心と魂に屋台骨が入り、ひいては身体にも良い影響が出る。