◎夢の話 第576夜 赤ちゃん
3月28日の午前4時に観た夢です。
道を歩いていると、突然、「ガチャン」という音がする。
音のした方を見ると、15メートルくらい先に1歳から1歳半くらいの赤ちゃんが倒れていた。
「コップか何かを持っていたのかな」
周りには人が大勢いる。親もその中だろう。
赤ちゃんが泣き叫ぶが、しかし、助け起こす者がいない。
よく見ると、赤ちゃんは水溜りのような中に居る。
サイダーみたいな水でじゅわあっと空気が沸き上がって来る。
「大丈夫か」
まるで風呂に入浴剤とかを入れた時のような炭酸の出方だ。
しかし、手の届くようなところに人が立っているのに、赤ちゃんを助け起こす者がない。
「こりゃいったいどういうわけだ?」
もう一度、赤ちゃんを見ると、どうも自分の息子に似ている。
「オレが起こしてやろう」
前の方に歩み出ると、なぜ回りの人たちが手を差し伸べないかが分かった。
道に立っていたのは、総てマネキンだった。
「そういやあ、オレの息子はもう赤ちゃんじゃないや。あの子はいったい誰なんだろ」
ここで覚醒。