日刊早坂ノボル新聞

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◎東京五輪で熱中症

東京五輪熱中症
 再来年の五輪開催日は7月24日。
 真夏の盛りだ。
 いったい、どんなバカがこの時期にスポーツをやらせようと思ったんだか。
 今(15日)が最高36度で、8月の上旬まではこの暑さのままだ。これは来年も再来年も同じ。
 屋外競技では選手も観客も命に関わる。
 十月ではなく「七月にやれ」と言ったのは、確かプロスポーツ。Fグループは委員を出している。
 五輪では百人単位で熱中症で死ぬ人が出るが、犯人はこいつらと安倍政権だと思う。

 ところで、プロ野球選手が窃盗事件を起こしても、報道では「元選手」と流れる。
 よく聞くと、選手登録があった時点での犯行で、解雇されたのは逮捕後だ。すると、通常は「選手が」とされるが、報道では「辞めた後に事件を起こした」かのような扱いになっている。
 これは明らかに「手を回した」ということ。
 すなわちそこの球団は「権力サイド」だって証明だ。

 安倍政権がはっきりと示したのは、「正直者がこつこつ努力しても、まるっきり無駄で、富や成功を手に入れるためには、権力者にすり寄るしかない」ことだ。
 貧乏人にはそもそもチャンスなどないのだが、不思議なことに、「自分が権力者サイド」だと錯覚している者が3割くらいいるようで、政権がまだ立っている。
 ごく普通のサラリーマンも商店主も、安倍政権下では「良い目」なんか見られない。
 学生や若者には先が見えていないから、自分が権力者の「仲間ではない」ことに気付いていない。
 税制改革で得をしたのは一体誰でしょう? 減税になったのは誰?
 答は簡単だ。
 「お金持ち」と「お友だち」ということ。
 これは証明のいらない客観的事実だ。

 地震や大雨の惧れがある上に、真夏に五輪を開くなんて、「飛び込み自殺」と変わりない。
 五輪の頃には、現時点で撒かれた「不誠実さ」が「毒の実」を結ぶだろうが、その頃には安倍総理は辞めている。
 でも、責任は総て安倍総理一人にある。
 安倍総理は「気分」で政を恣にしているから当たり前だ。
 この数年で安倍政権が示して来たのは、「不誠実」の一語に尽きる。
 「縁故主義」「えこひいき」「忖度」は総て、「不誠実」の為せる技だ。

 野党支持者でない者でもこう思うのに、自民党は「自分に都合が良いから」という理由で安倍政権を支えている。
 まともな政治を行う気なんかまるで無いと見える。
 ま、いずれ必ず雷に打たれる時は来ると思う。