日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎頭がどうかしてる

頭がどうかしてる

 ひと言に集約すると、「『私はあの人の葬式(国葬)には行きません』とメディアを使って触れ回る人は、『どーかしてる』と思う」

 自分が行きたくなければ、行かなければそれで良い話だ

 

 まるで、他人が結婚式をする時に、「あの奥さんは前に色んな男と付き合いがあったから、私は結婚式には行きません」と触れ回る。それと同じようなやり方ではないのか。(例えはちょっと違うか。) 

 「常識」というと物差しで言えば微妙だが、少なくとも「遺族(主催者ではない)に対し『配慮の無い人』である」ことは確かだと思う。

 

 元総理に関する事実は、「本人ではない誰かに恨みを持ち、策略を講じた犯人により殺害された人」だ。

 ご遺族にとっては、家族がそういう亡くなり方をしたが、家族ではない誰か(現総理)が葬儀の主催を買って出て来た、という状況だ。ご遺族が進んで「国葬」を申し出たわけではない。

 そんな状況なのに、「私は国葬には反対だから、葬儀には出ません」と叫ぶ者がいる。

 「国葬反対」と遺族にメールを送り付ける者まで居る。(遺族は主催者ではない。)

 こういうのは公に叫ぶものなのか?

 

 故人は「不慮の死」を迎えることになったが、これらの態度には、その故人と家族に対する敬意がまったく感じられない

 亡くなられた人には、公人や私人という区別はない。一定の節度が必要だ。

 

 関係国要人が参列を表明している以上、この後の取りやめはない。

 それなら、葬儀を無事に遂行し終えた後で議論すればよいことだと思う。

 ちょっと冷静さを欠き、暴走気味ではないのか。