日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎偏らぬようにしよう

偏らぬようにしよう

 十三日(月曜)は川越に出掛けたのだが、帰路には「川越名物の鰻は我慢して、スシローに行こう」と決めていた。

 あのガキの所業は「田舎の商家育ち」にとっては、腸が煮えくり返る行為で、「俺がその場に居なくて良かった」と思うほどだ。

 厨房では、どれだけ誠心誠意、食の安全に気を遣って来たことか。

 俺は「商店の子」だったが、大晦日に紅白を観てのんびりしたことは一度もない。その頃にはまだ家業の手伝いをしていた。大晦日だけは営業自体、早く終わるのだが、片付けが残っているから、遅くまでトレイとかストッカーの類を洗っていた。とりわけ、生モノの周りは怖いから、休みが入る前には消毒だ。

 そういう裏方の努力を、何ひとつ物を知らぬ親子が数秒で破壊する。

 やっぱり新中間層の育ちは下賤なヤツが多い。マナーの何たるかを知らね。子をしつけることを知らね。

 魚屋の職人は、マグロなどは「持ち方が悪い」と、親方から尻をけ飛ばされる。パワハラでも暴力でも体罰でも何でもない。ひとつ間違えると、食べた者が死ぬことがあるからだ。

 俺が直にペロペロの光景を見たら、いきなり割箸でそのガキの首を刺したかもしれん。

 

 たぶん、当のスシローは一番困ってるだろうから、応援しなくちゃだめだ。だから、「食いに行こう」ということだ。

 10%引きセールでもあるし。(ここは「言わぬが花」か。)

 

 帰る途中で、十二時過ぎに「※※丸」の前を通ったが、駐車場に車が二台しか停まっていなかった。

 「十二時台に二台かよ」

 こういうのは、全部、「脳足りんユーチューバー」のなせる業だ。あの結果がこれだ。飯時に「※※丸」では、客の車がたった二台だけ。(気の毒で名前を記すのも憚られる。)

 同業他社も煽りを食っている。

 

 それと、最大の犯人は、子どもに礼儀を教えぬ「都会モン」の文化のせい。

 ここはもちろん、話を意図的に拡大し差別している。

 ま、許されるよな。「都会モン」は「田舎者」を散々差別して来たわけだし。俺も露骨に言われたことが幾度かある。

 

 「これじゃあ、スシローは大変だべ」

 急いで、幹線道路を走らせ、スシローの前に行くと、駐車場には車が一杯入っていた。

 あれあれ。今の俺の視力じゃ、この混雑具合じゃ駐車に手間取ってしまう。(昨日、少し硝子体から出血していた。)

 少し思案したが、「俺と同じ考えで、スシロー支援に回る者も結構いる」と気が付いた。

 都会に住んでいるのは、「都会モン」ばかりじゃねえからな。

 田舎から出て来て、義理と人情を捨てられずに暮らしているヤツだって沢山いる。

 結論は「店が空いてる時に席を埋めよう」だ。

 しかも、スシローだけでなく、「※※丸」にも行かなくちゃならねえぞ。どっちかと言えば、煽りを食らった方が先かも知れん。

 

 コロナで仕事を失い、「スシを食ってる場合ではない」のだが、こういうのは止められない。

 怒りを宥めぬと、同じような振る舞いを直接見た時に、いきなりそいつの首を刺してしまいそうだ。

 義侠心からではなく、自分自身の内面に秘めた「恐ろしさ」を知っているから、それを吐き出し、宥める必要があるということだ。

 なら、回転ずしを回り、声には出さずに「頑張れよ」と示す必要がある。

 こういうのは、「やります」「やりました」と言わずに、黙って実行するのが大人の振る舞いだ。

 

 煽りという言葉で別のことが思い浮かんだ。

 ああ早く、俺に「煽り運転」をしかけてくれ。俺はすぐに車を降り、金属バットで脳味噌を狙いに行く。金属バットでは「過剰防衛」にさえならんだろうから(殺人)、その代わりに「金属箸」を運転席の脇に置いている。

 食器は武器ではないから、それを使ったのは「たまたまそこにあった」からだ。

 アモンと言う者が、俺の背後で「その事件が公になれば、結果的にそれで煽り運転が減るから、世のため人のためになる」と囁く。

 

 これから、幾度となく回転ずしに行くと思うが、俺の前でペロペロやってみろ。俺の方の覚悟は決まっているからな。

 今後は自分の命を賭けてやることだ。ガキでも容赦はしない。

 

 ちなみに、これは俺本人ではなく、「アモン」という者が言っている。コイツも腐れ縁の一人で、想像や妄想の産物ではなく、現実に存在する悪縁(悪霊)だ。

 「怒り」を覚える時には、コイツにこころを支配されそうになるので、癒し、宥める必要がある。ま、コイツの言うことは、総てが妄想だと見なせばよい。これは、これを読む者にも当てはまる。今日俺が記したことは、総てがコイツの妄想だと思え。

 四年以上経過したら、画像の中のアモンの姿が薄れて来た。こういう画像は時間の経過と共に変化・劣化する。