日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(「北斗英雄伝」)玉山常陸の視角イメージ

物語を書くとき、映画のような視覚的なイメージを持っていると、言語表現は容易です。
(もちろん、書くのに苦痛が少ないという程度ですよ。念のため。)
 
北斗英雄伝の第1章の冒頭シーンでは、玉山重光(後の常陸)、玉山小次郎(後の兵庫)が出て来ますが、当初から、玉山常陸は俳優の小日向文世さん、玉山兵庫はジャニーズの二宮和也さんの風貌で決まっていました。
幾分、気の弱そうな面を感じさせるからです(あくまで、これまでの役柄の印象です)。
 
最初がこの2人ですので、19章結末の最後の場面も、この2人で終ります。
かなり精悍な表情に変貌したお2方を書くのは、あと少し先のことですが、筆者としてはかなりスッキリした気分になるだろうと思ってます。
 
現在進行中の17章では、東孫六の他、何人かの仲間が命を落としてしまいます。
その代わり、これまで敵対してきた者同士が手を結び、「悪の権化」たる秀吉軍に立ち向かいます。
蒲生氏郷羽柴秀次石田三成など、「全国区で」有名な侍も出て来ますが、皆コテンパンにやっつけられます。
西日本の皆さんには、さぞ忌み嫌われることだろうと思います。
でも、歴史の大半は、為政者の都合の良いように書き換えられた作り話ですよ。