◎夢の話 番外編 死神現る
これは家人が金曜の朝に観た夢です。
自分の部屋にひとりで座っていると、死神が現れた。
「これからお前を連れて行く」
突然のことなので、家人は驚いた。
「ええ?私は何の病気もしていないし、急に死ぬような理由が思い当らないのですが・・・」
死神は少し驚いた表情を見せる。
「え?ここって、※※の※※番地だよな。ここで1人連れて行くことになっているぞ」
死神はさりげなく、手帳を覗き見ている。
(何だ。自信が無いんじゃないの。)
「ちょっと一緒に来て下さい」
家人は死神を連れ、1階の居間に降りる。
居間では、ダンナと子どもたちが楽しそうに談笑していた。
家人はダンナを指差した。
「こっちの人じゃないですか?いつも『死にそうだ』『調子が悪い』とこぼしています」
途端に死神はばつの悪そうな顔つきになる。
「だって、もうお前は死んじゃったよ。今さら仕方ないじゃないか」
家人は肉体を2階に置いて、魂だけでそこに来ていたのだ。
「やめて~~」
ここで覚醒。
目が覚めると、家人は急いでダンナのところに走って来ました。
「トーサンは酷い人だ。私がトーサンの身代わりになって死んだじゃないか」
まったく。どっちが「酷い人」だよ(笑)。
ダンナのことを「とっとと死ぬ人」扱いしやがってます(さらに笑)。
そこで、「自分が死ぬ夢」は、吉夢の中でも最高の夢だと教えました。
ま、ダンナが打たれ強いことは間違いないので、家人の夢が正夢(?)に近づくようにのらりくらり行こうと思います。
毎日暑くて、ゼッコーチョーに調子が悪いのですが、「大体こんなもんだ」と思えばどおってことなし。