◎夢の話R070410「城を攻められる」
◎夢の話R070410「城を攻められる」
木曜の午前二時に観た夢です。
俺は侍で、山城の警護をしている。
隠し砦みたいな小さな城で、守護の兵士は二百人ほどだ。
家族もこの山城にいる。
ある時、俺は「この城が攻められる」夢を観た。
俺は時々、実際にその場に立っていると錯覚するような夢を観るが、これもそんな夢だ。全身に汗を掻いて目覚めた。
すぐに上役のところに行き、それを告げた。
「内偵者がいて、厨に火を放ちます。場内の者が大手門から外に逃れると、下の道に敵が待ち構えていて攻撃します」
俺が時々、予知夢を観ることを、この上役は知っていたから、黙って話を聞いていた。
「それなら夜中の見張りを手厚くしよう」
数日後の深夜、俺が見張りに立ち、城の周りを監視していると、城の外に松明が投げられていた。正確には地面に立てられていたのだが、俺はそれで「夢が現実になる」と知った。
すでに厨から煙が出ている。
「すぐに女子供を逃がさないと」
城中に戻り、事態を伝えて回る。
これが起きたら、大手門から山を下るのではなく、裏の間道から逃れるように言い渡していた。
俺は子どもたちを先に裏道に逃がした。
城のあちこちから火の手が上がるのを見たが、ここで気が付いた。
「これは夢だ。俺は夢の中にいるのだ」
普通は「建物」の中にいる場合は、健康状態などを示す内容のはずだが、ここは「城」だ。
俺の体の話ではないぞ。
すぐに気が付く。
「この城は『国』だな。これからこの国に火の手が上がる」
ここで覚醒。
闇の中に子どもたちが消えて行くのを見て、少しく安堵した。
俺は死ぬだろうが、子どもたちが命を繋ぐ。
追記)夢判断で「城が燃える」夢はおおむね吉夢と解釈される。だが、私はこの夢の主人公と同様に、時々、予知夢を観る。警戒が必要だ。