日刊早坂ノボル新聞

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◎病棟日誌R070524「酸素吸入」

◎病棟日誌R070524「酸素吸入」
 数日前から息をする度に音がし始めた。
 中高年には役立つ話かもしれんので、詳述すると、「息をする時に音がする」ケースは大別して2通りある。
 吐息と共に「がさがさ」と音がする場合は、気管支の炎症で、多くは風邪やアレルギー等で気管支が荒れたことによる。
 吐息の最後に「カラカラ」「カラコロ」と軽い音がする場合は心肺症状で、概ね肺水腫だ。肺水腫は肺に水がたまる症状だが、「心筋梗塞」を発症している時などに併発する。
 もしこれが聞こえたら、すぐに病院に走る必要がある。
 当方が最初に心筋梗塞になった時には、夜中にこれが出て、「カラカラ」と乾いた音がするので、すぐに救急病院に走った。
 最初は肺の病気だと思ったのだが心筋梗塞で、その日のうちに手術を受けた。救急病院から循環器の専門病院には自分で行ったが、玄関を入ると担架が待っており、そのまま病室に運ばれた。そこで支度をして数時間後に手術だった。

 ま、今は腎不全患者なので、純粋な肺水腫にも罹りうる。
 自宅の測定器は電池切れだったので、病院に着くとすぐに血中酸素濃度の測定をして貰った。
 すると、91%まで落ちていた。疑いではなく肺水腫確定だ。
 この日のリーダーはオヤジ看護師のタマちゃんんだった。
 「心肺症状が出てますね。すぐに医師に確認して来ます」
 五分後に戻って来たが、すぐに酸素吸入を受ける音になった。
 鼻に管を入れるアレだ。同時に肺から水を抜く(除水)。
 半日の間、ベッドで酸素を吸ったが、酸素濃度が98%に戻ったところで、器具を外し帰宅した。
 処置が早かったので、たぶん、これから数回適切な処置をすれば改善されると思う。

 当方の場合、こうなった原因は「お迎え」だ。
 三年半前に稲荷の障りを受けたが、あっという間に十二キロ瘦せた。痩せると同時に浮腫み、肺水腫に。
 この時とまったく同じ経過を辿っている。
 ふた月前に躓いて足腰を痛めた時からもう始まっていたらしい。足が腐り、股関節痛で歩けなくなった。
 先月ひと月でだけで3キロ以上痩せた。心臓が肥大しこれが肺水腫を招いた。
 既に一度経験したことなので、自分の状況を見極めるのは早い。

 もうひとつ、今のベッドは前にイチカワさんという高齢男性がいた場所だ。80歳くらいだったが、やはり心臓が肥大して、血中酸素濃度が90になり85になり、この世を去った。
 外科治療を勧められていたが、「俺はもういいよ」と拒否して、ふた月くらいで去った。たぶん、奥さんはもう亡くなっていて、子どもたちに負担をかけるのは忍びないと思っていた。
 そのイチカワさんがやはり酸素吸入をしていたが、このベッドに移って、「イチカワさんの気が残っている」と感じた。
 今日、当方がこれを受けるのも前の患者と無縁ではない。

 90%を切ったら、大体は入院に向かうから、ここで留めておく必要がある。
 ちなみに、あの世の障りが原因で病気になると、不都合を呼び寄せるような方向に物事が運ぶようになる。
 三年半前には、医師など医療従事者の全員が「心臓の外科治療を受けろ」と大合唱した。心臓が原因ではないから、総て断ったのだが、結局何もせずに回復した。この間やったのは除霊だけ。
 あの時と同じで、医師が口を揃えて、「大動脈の治療をしろ」と言う。当方が「造影剤の副反応でそれを使うこと自体が命に関わる」と説明しても、耳に入らないらしい。
 当方は他人の言葉にはあまり左右されないので、延々と断り続けられたから、生きていられたが、鵜吞みにして体幹にメスを入れたら、一発でアウトだったろう。動脈が裂ければ、体内出血死する。
 「心臓の治療はうまく行きましたが、患者は死にました」
 「大動脈の血行が改善されたが、患者は死にました」
 病院では、時々、眼にする。

 ま、今回はまだ終わっていない。まだ家の中に複数が残っているので、気が抜けない状況だ。
 普通の人は「あの世」が関わる病気など1%にも満たない筈だが、当方のような人種は3割くらいは関わっていると思う。
 気を抜けば二日で連れ去られる。

 さて、今日の教訓はひとつ。
 「息を吐く終わり頃に、胸の奥でコロコロと音がしたら、すぐに病院に走れ」
 これは心肺症状(肺水腫)で、心筋梗塞などで引き起こされた疑いがある。ドラマと違って、まったく痛みはないが、程なく生き死にの懸かる事態になる。
 気管支炎と似ているが、それより苦痛が少ない。痰など風邪の症状が出ない。

 補足)血中酸素濃度は、健康な状態であれば99-98%が普通。95%くらいなら「やや低い」(何か原因がある)。
 90%を下回ったら、概ね「入院加療の必要あり」と見なされる。