2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
◎フィリピンに蝉はいない 家人が庭で何かを拾って来た。 「珍しい虫を見付けた。蜂かな」 テーブルの上の虫を見ると、蝉の抜け殻だった。 「こりゃ蝉の抜け殻じゃねーか」 「でも、羽が無いよ」 「そりゃ幼虫だもの。ここから抜け出た時には柔らかい羽根がつ…
◎古貨幣迷宮事件簿 「竜五十銭明治三十一年の文字型」作業ノート 明治初期に近代プレス貨幣の製造を開始したわけだが、当初は不慣れなこともあり、完成物に様々な小異が発生している。 こういうエラーは、数十年後も起きるものなのかどうか。 そこで、少し間…
レタスの木と花の蕾 ◎レタスの花は黄色い花 レタスの木に蕾が出始めたと思っていたが、これがいよいよ開き始めた。 どうやら黄色い花弁のようで、菜の花の佇まいにも似ている。 ま、これから咲いても、季節外れなので種は付けぬと思う。 以下は妄想。 近所に…
◎古貨幣迷宮事件簿 R40909 「旭日龍五十銭銀貨の文字型」(さらに続) さて、これまでの経緯はざっと以下の通り。 たまたま書体の異なる明治四年銘五十銭銀貨を見付けた。デジタルマイクロスコープを使用して文字種別に撮影し、これを比較すると、相違は少数…
お供え用の水 ◎理屈は分からない ・ざわざわ感が取れぬ時 ・心中の怒りが鎮まらない時 ・あの世の者を目にした時 ・悪夢が続いた時 などに、「枕元に水を置いて寝るようにすると、よくなる」と言われる。 実際にやってみると、本当によくなる。 何故そうなる…
◎エジコの効用 二歳手前の頃、私は画像のような「エジコ」に入れられていたようだ。 朧気だが記憶もある。実家は商店だったが、その店先の隅で、こいつに入れられて景色を眺めた。 籠の中は割と暑いし、退屈なので足をバタバタさせた。 母の姿も憶えているが…
令和元年七月二十七日撮影 ◎アモンの肖像 時々、日々の記録に「アモン」の名を出す。 正確な発音は「ウモン」に近いのだが、語呂がよいので「アモン」と呼んでいる。 画像に残ったのは、平成元年の七月だ。しかし、それ以前から私の近くにいたようだ。 外見…
飯能・能仁寺にて ◎この日はご供養デー(643) まだかなり周囲に残っている感じがあるので、この日は午前中からお寺に行くことにした。飯能の能仁寺なら不動堂があるので、当家にとっては墓参りと同じことだ。 駐車場に車を停め、坂を上ろうとしたが、春…
◎メディアの「調査」とはこんなもの 「国葬反対のからくり」 以下はヤフコメより引用。具体的にはFNNオンラインの「安倍晋三さんのどこが国葬に値しない政治家なのか誰か教えてくれ」に寄せられた読者コメントだ。 先日、朝日系の無作為抽出の対人電話アンケ…
◎古貨幣迷宮事件簿 「旭日龍五十銭銀貨 明治四年の文字型」これまでのおさらい さて、このシリーズの発端は「極印割れエラー」の観察から、偶然生まれたものだ。 打極を重ねるうちに、極印が劣化し、ひび割れが生じたが、気付かずにそのまま打った。このため…
◎夢の話 第1K58夜 赤ら顔の大男 九月四日の午前三時に観た夢です。 昨夜はほとんど寝られなかったので、さすがに翌日の晩御飯の後には眠くなった。 食後、居間の竹茣蓙に寝そべって映画を観ていたのだが、いつの間にかそのまま寝入っていた。 割と長く眠…
◎古貨幣迷宮事件簿 「旭日龍五十銭銀貨 明治四年小型の文字型」 明治四年には小型の規格があるわけだが、仮にそれまでのものの文字型を利用して、小型の文字型を眺めると、どのように見えるのだろうか。 もちろん、文字型の出自(起源)が異なるので、あくま…
令和四年九月二日撮影 ◎まるでツアーガイドのよう(642) 木曜の深夜に眠りについたが、息苦しさでまったく眠れず、一睡もしないうちに朝になった。起き上がる直前に耳元で「女の声」が響く。声の感じは三十代前半くらいの年格好だ。 「こりゃいかん。べった…