日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

#岩手県

(北斗英雄伝)「島の女」の連載を開始しました

9月11日に盛岡タイムス紙で告知が入り、翌12日より、「島の女─盗賊の赤虎が奥州平泉で鬼女と戦う話─」の連載が始まりました。 赤虎は「九戸戦始末記 北斗英雄伝」の冒頭に近い部分、三戸の伊勢屋の前での厨川五右衛門との決闘により死んだ盗賊です。 赤…

(北斗英雄伝)本格的に再開しました

体調はもちろん万全ではなく、今後、健康体に戻ることはありませんが、執筆活動を再開しました。 まず、リハビリ中に、体慣らしのため書いていた「島の女─盗賊の赤虎が奥州平泉で鬼女と戦う話─」が、今週中に、公表されることとなりました。 並行して進めて…

(北斗英雄伝)まずは赤虎から再起

病気のため、2か月以上も寝たり起きたりでした。 起きて活動しようとすると、すぐに胸が苦しくなるので、横にならざるを得ません。 机に座るのも1時間が限界で、右足がパンパンに腫れ、気分が悪くなってしまいます。 心臓のポンプ機能が著しく低下している…

夢の話 第166夜 福岡高校の前で

大リーグのダルビッシュ先発試合を見ていたら、いつのまにか寝入ってしまいした。 眠りに落ちると、すぐに夢の中に入ります。 私は誰かと約束をしており、その約束の場所に向かおうとしています。 車で出発したのですが、その車が故障してしまいました。 駅…

(北斗英雄伝)少しずつ再開します

持病が悪化し、2か月近くも、寝たり起きたりの生活でした。 一時は「秋を越せるかどうか」と思っていましたが、ようやく峠を越え、少しずつ楽になってきました。 もちろん、全快は望めませんが、起きられる状態であれば、少しずつ作業を再開しようと思いま…

オザワ氏は伊達領の出身です

数日前に、ある夕刊紙に目を通したら、Tという作家が、オザワ氏のことについて書いていました。 「オザワ氏は偽物。岩手県出身なのに、相馬大作のことを知らない」に端を発し、相馬大作が盛岡藩の家格が弘前藩よりも下位に貶められたことに対する義憤から、…

(北斗英雄伝)療養中にて遅延の見込み

予め告知した予定では、そろそろ第1巻の電子書籍がアップされ、第2巻の紙書籍が印刷に入る頃です。 しかし、この1か月は著者の体調が悪く、編集作業を進めることが出来ないでいますので、少し遅れることになりました。 著者の代わりはいませんので、いかん…

盛岡競馬場にて矛と盾の対決

先週末は、所用にて数日間、岩手に滞在しました。 日曜の昼頃に、急にホルモンが食べたくなり、所用に赴く前に盛岡競馬場に寄ることにしました。 競馬場は、所用先に行く途中にあります。 お目当ては、競馬場内の食堂の「ホルモン定食」。要するに、もつの煮…

(北斗英雄伝)店頭にて雑感

先週末、たまたま岩手を訪れました。 所用が重なっていたので、駆け足での滞在です。 「北斗英雄伝」の1巻目印刷本を出してから、ほぼ2週間。 紙の書籍は発行部数が少ないため、全国書店流通には回りません。 当初の目的とするところは、スマホの普及を見…

(北斗英雄伝)26日より配送開始

書籍が印刷所より事務局に到着しました。 まずウェブ経由でご注文頂いた方に、順次、配送を開始します(26日)。 恥ずかしい話なのですが、最終校正の版がうまく印刷に入らなかったようで、いくつか校正モレがありました。 なるべく早いうちに正誤表を添付…

(北斗英雄伝) 第1巻の先行予約の受付を開始しました。

「九戸戦始末記 北斗英雄伝」の第1巻は、4月中に発売を予定しています(15日発行、発売はその7~10日後を予定)。 これに先立ち、先行予約の受付を開始しました。 公式ホームページにて、詳細を掲示しましたので、こちらをご覧下さい。 ☆北斗英雄伝公…

(北斗英雄伝)第1巻の印刷が始まります

ISBNコードの登録が終わりましたので、「九戸戦始末記 北斗英雄伝」の第1巻の印刷が始まります。 紙に印刷する書籍は、主に図書館蔵書用のものですが、「普通の本が欲しい」という要望が多数ありましたので、多少、余分に印刷するものとしました。 程なく、…

(北斗英雄伝)書籍各巻の構成

「九戸戦始末記 北斗英雄伝」の電子&紙書籍の配分が、ようやく決まりました。 1巻を300頁前後としますので、全5巻となります。 第5巻は最終章のみで、分量が少なくなるため、関連作である「山吹の花が咲く頃」を添付します。 また、なるべく頁数を調…

<北斗英雄伝>「雪の降る朝に─盗賊の赤虎が最期を迎える話─」ダイジェスト

「雪の降る朝に─盗賊の赤虎が最期を迎える話─」のダイジェストをホームページに掲載しました。 全14回程度の短編でもあり、ダイジェストも短くなっていますので、こちらにも掲載します。 〔『北斗英雄伝』異聞〕 雪の降る朝に ―盗賊の赤虎が最期を迎える話…

「タカオくんの梨の木」開始

1月9日より、盛岡タイムス紙上で「タカオくんの梨の木」の連載が始まりました。 現代劇ですので、署名は「ノボル」としてあります。 私は1昨年、昨年と、病気のため入院しましたが、これはその在院中に見聞きしたことをベースとして物語に仕立てたもので…

(北斗英雄伝)「無情の雨」ダイジェストを公開しました。

明けましておめでとうございます。 今年は辰年です。 「昇龍元年」の今年は、私にとっては縁起の良い年ですので、積極的に活動したいと思います。 まずは「無情の雨─盗賊の赤虎が地獄を訪れる話─」のダイジェストを、HPに公開しました。 赤虎シリーズは短…

「タカオくんの梨の木」

ようやく時間が取れたので、「タカオくんの梨の木」を書き、新聞の編集に送りました。 フリーター同然の書き手(「フリーライター」ならぬ「フリーターライター」)としては、日々の仕事が終わった後が執筆時間ですので、これをいかに確保するかが大問題です…

「無情の雨」のコンセプト

11月30日で、「無情の雨」の新聞連載が終了しました。 掲載が始まる前に、知人数人に下読みをしてもらいましたが、女性には不評でした。 殺伐とした内容で、罪のない姉妹が殺される話ですので、当たり前です。 もちろん、この話は男心を揺さぶるオヤジ目…

「雪の降る朝に─盗賊の赤虎が最期を迎える話」

短編小説の「雪の降る朝に─盗賊の赤虎が最期を迎える話」を書き、盛岡タイムス紙に送りました。 紙面掲載は12月の頭くらいだろうと思います。 「峡谷の怪物」、「無情の雨」は、単体で読むと、ドッロドロの怪異譚ですが、実は心の救済が中心テーマになって…

高水寺城址にて

たまたま国道4号線を南下していた時に、高水寺城址の看板を見つけましたので、急遽、この地に立ち寄りました。 今夏に新聞で連載した「山吹の花が咲く頃」は、ちょうど1年くらい前に構想を練った作品ですが、急病で動きが取れなくなったため、事前に現地調…

府中競馬場にて(2011南部杯)

10月10日は南部杯。妻と2人で府中競馬場に行きました。 馬券自体は、既にネットで購入してありますので、競馬場の雰囲気を楽しむための物見遊山です。 妻を連れて行ったのは、単純に勘が鋭いから。 かなり前ですが、「夢に出て来たから、競馬でこれ買っ…

行け!オーロマイスター(2011南部杯)

岩手出身の競馬好きとしては、やはり盛岡・水沢の所属だったり、生産地や馬主が岩手だったりする馬を、思わず応援してしまいます。しかし、トウケイニセイ、アンダーキング、メイセイオペラ、マツリダゴッホの後が続かず、思い切って、突っ込める馬がいませ…

病院にて受けた支援

数日前に、術後1年の検査のため、埼玉県の某病院に入院しました。 ひとまずは検査入院でしたので、身の回りの物は洗面用具など少ししか持参しませんでした。 ところが、このところ急に涼しくなってきたため、病院の中でも肌寒く感じられました。 親族が「売…

「無情の雨」の連載開始

9月14日より、盛岡タイムス紙上にて「無情の雨─盗賊の赤虎が地獄を訪れる話─」の連載が始まりました。 55回から60回の間ですので、これから3ヶ月間の掲載となります。 本作は赤虎3部作の2作目で、前作「峡谷の怪物─盗賊の赤虎が鬼と戦う話─」の後…

「無情の雨」 盗賊の赤虎シリーズ2作目

盗賊の赤虎シリーズの2作目、「無情の雨─盗賊の赤虎が地獄を訪れる話─」の下書きが終わり、内容を調整しつつも、掲載先をあたっているところです。 前作「峡谷の怪物」では、赤虎は己にとって何よりも大切な女性(七海)とその子(雪)の両方を失ってしまい…

(北斗英雄伝)出版準備中です

「九戸戦始末記 北斗英雄伝」は、この5月に、ひとまず連載を終了しました。 長編なので、巻別の配分を考えたり、また、用語等に統一性を持たせるため、冒頭から書き直したりする必要があり、出版準備が遅くなってしまいました。 さらに、副産物(?)として…

(北斗英雄伝) 其の19 北斗妙見の章の要約(その3)

天正十九年九月三日夕刻。 宮野城の大手門が開き、九戸政実が現れた。 政実は、浅野長吉、蒲生氏郷の二人に向かい、はっきりした口調で己の考えを述べた。 「この戦を終えるに当たり、それがしが求める事の一は、この先、南部大膳の領地が損なわれる事の無…

(北斗英雄伝) 19章 北斗妙見の章(前編)の要約 その1

其の十九 北斗妙見 ( みょうけん )の章の要約(その1) 「妙見」とは「物事を見通す優れた力」の意で、善悪や真理を見通す者ということである。妙見菩薩は、他の印度仏教を由来とする菩薩とは異なり、中国の星宿思想に基づき北極星を神格化したものである(…

「山吹の花が咲く頃」の連載開始

6月20日から、盛岡タイムス紙上で「山吹の花が咲く頃」がスタートしました(全50数回になる見込み)。 主役は戦国奥州の豪傑・玉山大和です。「鰐(わに:鮫のこと)の鰓を踏んだ傷がもとで死んだ」という伝説がありますが、豪傑と謳われる大和の最期に…

(北斗英雄伝)峡谷の怪物─盗賊の赤虎が鬼と戦う話─

震災・津波の復興支援に、何か手助けができないものかと考えた末、「日頃のルーティンの中で、可能なことを続ければよいのだ」と思うに至りました。なら、私の場合は、みちのくに素材を取り、娯楽性の高い、気晴らしになるような話を提供することですね。 し…