日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

#祭りと伝統

夢の話 第56話 列車

夢の中の私は三十代後半。 接待で顧客を飲みに連れてゆく。 「連れてゆく」と言うより、打ち合わせの会食から次のクラブ活動までは、先方のリクエスト。 高級官僚なので、時代設定はそれがおおっぴろげでできたバブル期以前のことだろう。 夕食のコースは控え…

家族の力

最近、郷里の実家に寄る機会が多いのですが、母の表情を見ると体調が今ひとつだということを感じます。 春休みで、子どもたちを郷里に連れて行った日には、深夜だというのに老父母が両方起きて待っていました。 この時の母の顔色は青白く見えました。 しかし…

年度初め

仕事の上の新年は4月1日から、ということで、毎日、多忙につき、書き込めません。 慌しく時が過ぎていきます。

夢の話 第55夜 縁談

夢の中の自分は30歳くらい。 何かの宴会の席で、そろそろ嫁を貰わないかという話をもちかけられ、面倒なのでつい「ドコソレの○○ちゃんのような娘がよい」と口にしてしまった。 酔っ払っていたのと、話を早く終わらせたかったのだ。 するとその話を聞きつけた知…

国見サービスエリアの牛タンつくね

3月30日の岩手からの帰り道では、安比から花巻までの区間が雪のため通行止めでした。 花巻で所用があったため、盛岡から花巻は一般道を走り、花巻南インターから高速に乗りました。 次の所用は一関にて知人宅の訪問だったのですが、一関では高速の出口でETC…

またも前沢にて

このところ書き込みが無かったのは、要するに不在だったからということです。 再び岩手に行くことになり、今回は車で行きました。 今回は春休みにて、子どもたちを郷里に帰すという用件に加え、県内各地での種々の打ち合わせのセットでした。 下りでは、たま…

島の暮らし

以下は数年前に別の掲示板に記載したものですが、最近、いくつか関連する出来事が起きていますので、再録します。「狼少年」という筆名で記録した体験談です。 平成初頭の話です。 フィリピンのリゾート地というと南東方面のセブ(現地語ではシブ)ですが、そこ…

約束

妻は外国人ですが、結婚する時に妻と交わした約束があります。 それは、「子どもが小さいうちは日本で暮らすが、いずれ子育てが終わったら妻の好きな国で暮らす」というものです。 「それから先のオレの人生は、オマエの人生の手伝いをするから」と、カッコいい…

雪の盛岡にて

盛岡に行ってきました。 所用が2件あったのに加え、お彼岸でもあり、墓参りと叔父の焼香にも。 日曜の夕方に盛岡に着いたら、雪がドンドン降り出してきました。 寄り道もできませんので、駅前の盛楼閣で冷麺を食べました。 盛岡冷麺は「冷麺・じゃじゃめん・…

ボタンの掛け違い

週末金曜には、よく知らぬ者どおし4人が初めて集い、酒を飲んだ。 ほとんどの人にとって、1人は自分の知人だが、他の2人はよく知らないという関係で、別の人が来るというのも、その場に行って初めてわかった次第だ。 私にとって初対面の1人には明確な用件が…

夢の話 第54夜 夢の街にて

私の夢の中には、そこにしか存在しない街があります。 同じ街を度々訪れるため、今では、「夢の街」の地図を詳細に描けるようになってしまいました。 昨夜の夢も、その街での話です。 トライアンフというバイクに乗り、青梅街道にそっくりな道を郊外目指して走…

夢の話 第53夜 バス停にて

昨夜の夢の中では、私は26、27歳くらい。 関西方面に住む女性に会いに行こうと考えています。 ポケットの中には、貯金をはたいて買った指輪が入っています(意味わかりますね)。 私がいるのは東北の街で、仙台あたりのようです。 気持ちがはやっているため、…

夢の話 第52夜 居間のお婆さん

年度末の仕事が重なり、無理をしているせいで体調が今ひとつです。 妻を駅まで送り、いったん帰宅し居間に座って間もなく、眠気を自覚する前に寝入ってしまいました。 夢の中で気がついてみると、そこは現実世界と全く同じで自宅の居間ですが、傍らのテーブ…

井戸の中

フィリピンの知人から「娘が日本で働きたいので書類を手配してもらえないか」という電話がありました。看護士の資格を持っているので、それを生かし、外国で暮らしてみたいのだということです。 ちなみにフィリピンでは、軍隊式の教育を受けますので、「看護師」…

夢の話 第51夜 宮野城にて

「五右衛門、あの兵の数を見よ」 隣に立つ弥三郎がため息をつく。 物見櫓から見える宮野城の三方は、蟻というか雲霞というべきか、物凄い数の兵に取りまかれていた。残りの北側は切り立った崖で、下は馬渕川の急流となっている。 要するに、見渡すことの出来る…

夢の話 第50夜 おまじない

粘土遊びをする息子の隣に半身で横になったら、すぐに寝入ってしまったらしい。 夜半になり我に帰ると、上半身を起こしていた。 体がまだ寝ているのに、意識だけが上にあるってことは・・・。 こりゃいかん。魂が体から離れつつあるぞ。 既に肉体と繋がっている…

サイボク温泉にて

今日は〆切をとっくに過ぎた原稿を書かなくてはならないのですが、今さら慌ててもしょうがないので、とりあえずサイボク温泉で構想を練ることにしました。 サイボク温泉(「まきばの湯」)は日高市にあり、川越駅などからバスが出ています。私の場合はこの近くに…

夢の話 第49夜 門柱の上

駅から歩いて帰宅する途中、Y神社の近くを通りかかった。 Y神社はこの界隈で一番気持ちの悪いところだ。 街灯がなく暗い路地を進んで行くと、角の先の方からなにやら声が聞こえる。 「俺だってなあ。そう思ったんだよ。でも言いつけられたことは守らなきゃ…

1枚の写真

写真は、新宿の居酒屋にて。 首都圏に在住する高校同期のミニ同窓会で撮ったものです。 元々は16、17年前から、年に1度か2度、高校の同級生数人で集まり、近況を報告し合っていたのです。 3年位前、地元での卒後○周年の催し物の際、首都圏に100人前後の同級…

干し柿

郷里の老父がこの時期には必ず干し柿を送ってきます。 と言っても家で作ったものではなく、産地も様々、仕立ても半生から乾いたものまで色々です。 これはまさに年中行事のように、25年以上も続いています。 私は干し柿が大嫌い。 とりわけ"あんぽ柿"とか言…

携帯とネットの融合

このブログは、プロバイダがソフトとコンテンツ構成の試験開発中なので、利用料は無料です。 タダで利用しておきながら、文句を言うのは何だけど、直通で言いやすいのでここに書きます。ちなみにシステムが確立したうえで有料になったら、当たり前ですが料金…

前沢にて

所用が終わった後、花巻駅で急遽思いつき、前沢に寄ってみることにしました。 前沢といえば、言わずと知れた「前沢牛」で有名なあの前沢です。 花巻からワンマン電車に揺られ30~40分で前沢駅に着きました。 駅の前には駐車場があるだけで、商店ひとつありませ…

姫神山と芦名沢

先週末は岩手に所用があり、久々に実家を訪れました。 ちょうど祖父の命日にもあたっていますので、老父母と連れ立ち、墓参りに行きました。 墓地は、かつて高校生くらいまで住んでいた家の近くにあります。 写真はこの旧実家の周辺で撮ったものです。 まず…

夢の話 第44夜 霧の中(再録) その1

第48夜に少し関連しているため、再録します。 車で山道を走っている。 場所は姫神山の裏手の方で、岩洞ダムとの間くらい。 霧が出ていて前が見にくく、5m先すら見通すことができない。 道に迷ったらしく、上へ上へと登っていくと、じきに車では通れない道幅…

夢の話 第48夜 神の棲む山

「行っても大丈夫なのか」と友人が聞く。 「なんとなく呼ばれているような気がするんだよな」 カップを置くと、ガシャッという音が、客のいない店内に響いた。 姫神山にはもう30年以上、登っていない。 子どもの時、育った家が麓にあるが、誰も住まなくなって久…

夢の話 第47夜

大きな洋館に住んでいる。部屋数は少なくとも20室以上はありそうだ。 尿意を催し、トイレを探す。 40畳くらいのホールを渡り、トイレらしき小部屋に入ると、そこには便座がなく下水孔がポツンと口を開けている。 これじゃあ、こぼしてしまうよな。 「オーイ。…

大切なこと

所用で所沢に出かけたのですが、たまたま次女が通っていた幼稚園の近くを通りかかりました。 辺りはあまり変わってはいないようです。ほぼ十年ぶりですので、門の前で車を停めました。 閉じられた門の前には、電柱があります。 この電柱は・・・。 メガネを掛け…

夢の話 第46夜

知人に請われ、その方のお宅を訪問した。 玄関を上がり、家人に導かれ客間に通される。 12畳ほどの広さの客間の中央には、女がひとり座っていた。 白い巫女装束の女の年恰好は概ね27、28歳くらい。 色白の肌に、赤い頬紅とさらに赤い口紅が、鮮烈に輝いて見…

夢の話 第45夜

毎日、睡眠中に見た夢の1つか2つを目覚めた後も憶えていますが、これはそんな夢の話です。ちなみに別の掲示板にも継続し記録していたため、最初から「その45」になっています。 「その子は自分と仕事のどっちが大切かと聞くんだよ」 女性に向かって、自分の交際…

言語中枢

この半年のうちに、2度追突事故に遭い、首の状態が改善されることがありません。 保険の処理やらの手続きの電話中に、別の電話が鳴りました。 左には保険会社の受話器を持っていましたので、今度は右手で受けました。 「※□▲+○?」 ニュージーランドに住む義弟…