日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

時事短評

◎本当に「不正」なのか  その2

◎本当に「不正」なのか その2 「毎勤」を再集計したところで、数値自体が驚くほど変わるわけではない。 手法が少し変わっているのだから、それ以前に遡及できるかどうかを確認して、ずれがあれば「ずれがある」と言えば良い話だ。 統計は一定の視角で眺めた…

◎本当に「不正」なのか

◎本当に「不正」なのか 厚労省の「毎月勤労統計調査」(通称は「毎勤」です)の不正疑惑が取り沙汰されているが、果たして「不正」なのか。 「国勢調査」など人口統計や労働・経済統計には、政府の定める「指定統計」があるが、これらは基本的に内部処理され…

◎事実上、監視できない

◎事実上、監視できない 消費税率のアップに伴う緩和措置で、「カード払いをすると5%還元」なるものがあるが、売り上げと同時に5%が戻って来るなら、転売をすれば5%の利益が上がる上に、通常のカード利用に伴うポイントも加算されるということだ。 先日…

◎安田さん解放される

◎安田さん解放される 3年に渡り、武装勢力に監禁されていたジャーナリストの安田さんが、どうやら解放されたらしい。 これは非常に良いニュースだ。 安田さんのようなジャーナリストたちが現地を取材してくれたので、米国やロシアが「テロリストの拠点を爆…

◎堂々としている

◎堂々としている コンサートドタキャンの沢田研二さんは、大方に「非難される」ことを承知の上で、堂々と会見に応じ、自説を説明した。(「釈明した」ではなく、あくまで「説明」だ。) 政治家がウソや愚にもつかぬ言い訳ばかり述べ立てるのに見慣れていると…

◎トランプは人間のクズ

◎トランプは人間のクズ 米国に住む知人によると、トランプ政権下では外国人の排斥が目に見えるかたちで進んでいるとのこと。 就職の際にも「髪の毛が黒い」というだけで、白人とはまったく違う待遇を提示されるらしい。 もちろん、ビザを持つ正規労働者の話…

◎役に立つ言葉

◎役に立つ言葉 テイラー・スウィフトさんの言葉。 「LGBTを含む総ての米国人の尊厳を尊重しない人たちを支持できない」 これは使える。 米国人を日本人に替えるだけで良い。 自民党の杉田ナントカ(「すいみゃく」「みづち」?)議員を攻撃するのにもっ…

◎どこまで行ってもスネオはスネオ

◎どこまで行ってもスネオはスネオ トランプ:安倍会談の後、安倍シンパは「安倍総理がトランプの強硬姿勢に待ったをかけた」みたいに、まるで手柄のような言い方をした。 ところが、その当のトランプが「日本なんて、ちょっと車に関税をかけると揺さぶったら…

◎佐川氏を民事訴訟にかけるべき

◎佐川氏を民事訴訟にかけるべき 元財務省の佐川氏は、国政を揺るがすような公文書の書き換え事件の首謀者とされているのに、ほとんど訴追らしい訴追を受けていない。 受けたのは、微々たる減給処分だけだ。 近畿財務局の担当職員は、職業命令で書き換えを指…

◎「正直、公正」

◎「正直、公正」 わたしゃ、また「安倍ぽん」が掲げたスローガンかと思いました。 この2、3年のことはすっかり忘れて、平然と言い出しそうですね。 国会であれこれ議論があったことは、「今日初めて知りました」。 ちなみに、「安倍ぽん」というのは、一部…

◎失意のアスカはどこに行く

◎失意のアスカはどこに行く WWEの女子の試合を観ているのだが、メインロースターのスマックダウンやロウよりも、傘下団体であるNXTの方がはるかに面白い。 スマックダウンにしてもロウにしても、へんちくりんなドラマ仕立てや小細工が多くて、試合本来…

◎この人のここがスゴい :「山根会長」

◎この人のここがスゴい :「山根会長」 今、ワイドショーを盛んに騒がせている山根会長は、日本国民が待ち望んでいた人だ。 筋金入りの「ワル」なのだが、きちんと「ワル」らしい態度を取っている。 それに、正々堂々と記者の前で話をする。 「この野郎。殺…

◎「負け犬」とは何か

◎「負け犬」とは何か 「負け犬」とは、勝負に出て負けた者のことではなく、「負けるのが嫌で勝負しない者」や「予め負けた時の準備をするような者」「利得を考えて最初から誰かに従う者」のこと。 すなわち、心の問題で、「当たって砕けろ」という思考が出来…

◎生産性のないひと

◎「生産性のない」ひと 自民党の杉田議員によれば、「性同一性障害者(LGBT)は子どもを作らないので、生産性がない」とのこと。 えれー爆笑した。 俺はこの人の説は正しいと思う。(あくまで皮肉だよ。) だからこういう結論になる。 安倍総理も子ども…

◎実感として分かる

◎実感として分かる いつも年金は年毎に一括で払います。 ところが、どういうわけかわかりませんが、一昨年の2か月分が未納になっており、請求が来ました。 確か4、5月分くらい。 「私は年払いですが、2ヶ月分だけ未納と言うのはありえないです。だいたい…

◎31日の驚愕(加計学園の県庁訪問)

◎31日の驚愕(加計学園の県庁訪問) どんどんスゴイ奴が出て来る。 加計の事務局長が愛媛県に謝罪?に行ったが、「あれは作り話で」とヘラヘラ笑いながら話していた。 おまけに、体を揺すり、視線をあちこちに反らしながら話しているところを見ると、メン…

だってボクじゃないもん

森友・加計問題について、国会での議論は、ほぼ堂々巡り。 これは、ひとえに安倍総理が「だって、ボクじゃないもん」と小学生が言うような駄々をこねているためだ。 財務省が公文書を改ざんしたり、捏造したりしていても、「こうつらのせいであって、ボクは…

愚かな人々

安倍総理が国会で繰り返しているのは、小学生が宿題をやってこなかったときの言い訳だ。 「宿題が出たことを知りませんでした」 「なぜですか?前の日に登校していたし、教室に座っていたという同級生の証言もあります」 「記憶にないですね。わたしが先生の…

◎「国民総詐欺師時代」

◎「国民総詐欺師時代」 以下に小話が三つ。 <殺人事件で> マルボーの組長が組員に向かって言った 「おい。※※を許しておくわけにはいかん。お前が行ってシメて来い」 組員には800万円の借金があった。 「お前には800万の貸しがある。もちろん、嫌とは…

◎ウソツキがまかり通る世の中

◎ウソツキがまかり通る世の中 愛媛県文書について、加計学園が「総理と理事長の面会はなかった。担当者が嘘をついた」という主旨のコメントを発表したが、そのコメント自体が嘘くさい。 作り話にしては、細に入っている。 県文書が事実なら「総理が嘘をつい…

◎「テロと戦う」総理の本意

◎「テロと戦う」総理の本意 安倍総理がフランスの大統領へのお見舞いのメッセージの中で、「テロと断固として戦う」と表明した。 これを聞いて、国民の多くはこう思っただろう。 「また虚勢を張る悪癖が出たか」 正規軍を持たず、戦闘行為を行えない国がどう…

◎作り話

◎作り話 今日は国会で柳瀬氏の参考人招致。また作り話を聞かされるのか(ため息)。 「追及されないように弁護士らと入念に相談して練って来ている」という舞台裏が透けて見えるようでは、よいシナリオライターとは言えんです。 大体、「県職・市職は加計学…

◎とんだお笑い草

「トランプにノーベル平和賞を」だと。 キム・ジョンウンの詐欺話に引っ掛かっているだけなのに、本当に笑わせる。 最初に脅して置き、後で基に戻して見せただけで、元の位置からは何ひとつ進歩していない。 途中経過で生じていたマイナスの地点から見ると、…

◎深読み一途 :「セクハラ次官」の態度が数日で変わった件について

◎深読み一途 :「セクハラ次官」の態度が数日で変わった件について あくまで深読みだ。 第一報が報じられた時に、次官はそれを認めるようなそぶりを見せていた。 それが三日後には一転して、完全否定。 その間、何があったのか。 ありそうなのはこれ。 「弁…

◎時事川柳(続)

◎時事川柳の続き 「違うよ」と 秘書が総理に 野次飛ばす 時事通信の田崎氏によると、秘書官が大声を出したのは、「希望の玉木氏に野次を飛ばしたのではなく、総理に助言するためだった」とのこと。 その中継を観ていたが、あの時に聞こえた声は、「違うよ!…

訴追の虞がなくなる(佐川氏)

毎日新聞の報道によると、「佐川氏の立件は見送りになる見込み」らしい。 まだ逮捕されていないし、取り調べも受けていない段階で、「立件見送り」とはどういうこと? そういう判断が下されるのは、「調べた結果」ではないのか。 となると、やはり検察は「政…

◎時事川柳

◎時事川柳 国会で 今日も総理が 嘘をつく 昨年とまったく状況が異なるのは、安倍総理や側近が「その場しのぎ」の答えを言うと、数日中にそれが嘘だという証拠が出るし、証人が手を上げるということ。 安倍シンパもさすがに困って来たのか、「そんなのはささ…

◎(佐川氏証人喚問)「市役所の方から来ました」

◎(佐川氏証人喚問)「市役所の方から来ました」 昨日、病院のベッドで横になっている時に、佐川氏の証人喚問を観た。 丸川議員の質問には、腹を抱えて笑ってしまった。 あれは例えばこんな感じの問答だ。(以下は想像なので、氏名はカタカナに。) マルカワ…

◎とんだお笑い草(財務省書き換え)

◎とんだお笑い草(財務省書き換え) 日曜の朝のテレビ番組で、自民党の某代議士が森友事件に関連し、財務省による決裁文書の記載内容が異なっている件について、こう語った。 「この2つの資料は提出先が違う。期日が同一で、同一人が作成したものだから、相…

◎調査統計の実情 (裁量労働制のデータエラーについて)

◎調査統計の実情 (裁量労働制のデータエラーについて) 調査票調査は大量観察の一手法で、一定規模以上のサンプルを適切に抽出して観察する限りにおいては、全体(母集団)への予測を可能にします。 (ここは説明が細に渡るので割愛します。) 調査票調査の…