日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

◎古貨幣迷宮事件簿 閑話休題 「写しあれこれ」

◎古貨幣迷宮事件簿 閑話休題 「写しあれこれ」 その1)「加賀出来」の絵銭 その1は大迫駒引を写したもので、俗称で「加賀出来」と呼ばれる。 なかなか見栄えのする金味で、四五十年も経てば、如何にも古そうに見えるだろう。 本銭との決定的な違いは、銭径…

◎『鬼灯の城』11 「鬼灯」の章 前段概要

◎『鬼灯の城』11 「鬼灯」の章 前段 『鬼灯の城』はいよいよクライマックスに差し掛かった。 盛岡タイムス紙面では今はちょうどこの辺になる。 夏が来て、鬼灯の花が咲くようになる。 桔梗は重清の子を孕むが、次第に体調が悪化する。 それもその筈で、杜鵑…

◎扉は開いている

扉は開いている ◎扉は開いている 今日、病棟に行くと、先日、「悪夢を観た」件の看護師が近寄って来た。 「どうも有難うございます。一度で消えました」 四五日の間、同じ悪夢を観ていたそうだが、枕元に水を置き、きちんとお願いしたら、一度で消えたそう。…

◎一年前の振り返り 「右腕が膨れる(二回目)」

令和元年七月二十九日撮影 ◎一年前の振り返り 「右腕が膨れる(二回目)」 一年前の七月二十七日に、妖怪のような顔をした「何か」を撮影したのだが、その二日後、N湖でのご供養の帰りに再び神社に参拝した。 ガラス映像を見ると、私の右肘が異常に膨れ上が…

◎扉を叩く音(続)

◎扉を叩く音(続) 「毎年、秋から冬にかけて、深夜、玄関の扉を叩く音が聞こえる」話の続きです。 七月十三日午後五時過ぎの記録。 自室でPCに向かっていると、部屋の扉が急に「バタン」と大きな音を立てて閉まった。 雨が降っていたので、窓は総て閉めてあ…

◎古貨幣迷宮事件簿 「取り置き箱から」

取り置き箱から ◎古貨幣迷宮事件簿 「取り置き箱から」 知人にプレゼントすべく「取り置き箱」を開くと、あれこれ「要検討」品が入っていた。上げ始めるときりがないので、手元の品を少々眺めることにする。 イ)型の縮小 以前、「この銭は何ミリ縮小してい…

◎七月の品評 その2

七月の品評 その2 ◎七月の品評 その2 S06 仙台和同駒引 和同駒引は、割と見掛ける銭種で、さすが仙台は大藩である。 このサイズなら「中型」になるのだろうか。 この品については忘れもしない思い出がある。 帰省する時に、福島から仙台まで、北上から盛岡…

◎七月の品評

七月の品評 S01-S05 ◎七月の品評 七月も収集品の処分を進めるが、先に品評をこちらに出した上で、HPの方にリストを掲示するという流れにすることにした。 版下編集機を買う積み立てにするつもりなのだが、それ以前に原稿を版下に直すPCソフトを購入する必…

◎夢の話 第803夜 再会

◎夢の話 第803夜 再会 7月12日の午後11時に観た夢です。 ふと我に返ると、俺はバスに乗っていた。 すぐに停留所が来たが、「ここだ」と思い、そこでバスを降りた。 都心のどこかの街の裏通りのような風情だ。 降りてはみたが、その先どうするつもりだ…

◎令和元年七月十四日の振り返り

令和元年七月十四日撮影 ◎令和元年七月十四日の振り返り これらはほぼ一年前の画像になる。 家人が夏休みに里帰りすることになり、某空港まで送って行った。 この頃はいつも赤外線カメラを携帯していたのだが、思い付きで早朝の空港を撮影してみた。まだ午前…

◎夢の話 第802夜 封筒が無い

◎夢の話 第802夜 封筒が無い 7月12日の午前3時半に観た夢です。 我に返ると、葬儀場の入り口だった。 俺自身も礼服を着ている。 誰かが亡くなり、その葬儀に来たらしい。 大きな葬儀で、参列者がざっと四五百人はいる。 十人ずつお焼香をしても、かな…

◎まずは様子を見ること

◎まずは様子を見ること 今日、病院で、湖の手前の町に住む看護師が、「最近眠れなくて困っている」と私にこぼした。 「毎日、同じ夢を観るのです。夢の中で車の後部座席に座っていると、突然、声が出なくなります。そこで周りの人にそれを伝ええようとするの…

◎クリント・イーストウッドになった気分(514)

令和二年七月十日撮影 ◎クリント・イーストウッドになった気分(514) 私は「ひとの心」を探ることを人生のテーマとしている。それなのに、生来、鈍感なたちなのか、まるでこころが見通せない。 先日、一年ぶりに開いた画像を見ると、「女たち」が私を見…

◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作・参考品あれこれ」 続き

平成出現の「ナ文」 ◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作・参考品あれこれ」 続き 番外編だが、「非常に疑わしい」銭種に、平成以降に出現した称浄法寺銭(「ナ文」等)がある。 称浄法寺銭の発見の経緯は、各種古銭書に「曲がって(歪めて)書かれている」のでここで…

◎古貨幣迷宮事件簿 「奥州七福神銭」続き

奥州七福神銭(続き) ◎古貨幣迷宮事件簿 「奥州七福神銭」続き 記事を見た収集の先輩より、「当家にもある」と画像を頂いたので、許可を得てここに添付する。 発見場所はやはり「宮城北部から岩手南部」のようで一関周辺ということ。 48ミリ台の通用銅銭…

◎落ち着く(513)

令和二年七月八日撮影 ◎落ち着く(513) 八日水曜の昼頃、「おそらく少し落ち着いた」という気がしたので、急ぎ神社に参拝した。 やはり、何事もなし。ゼロではないが影響のないものだ。 「よし。当面は人事に専念しよう」 何せコロナで経済が回らなくな…

◎「あの世」からのメッセージ (「防護服の男」再考)

令和二年一月二十七日撮影 ◎「あの世」からのメッセージ (「防護服の男」再考) 画像は一月二十七日に撮影したものだ。 当時はほとんど意味が分からなかったのだが、今は状況がよく見える。 神殿のガラスには、正面に「防護服を着た男」が映っているのだが、…

◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作古銭の話あれこれ」 追補 中国製虎銭

◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作古銭の話あれこれ」 追補 (5)ハ 中国製 虎銭 合金製寛永の件で、「その後、地方貨等が来た」と記したが、現物があったので追加添付する。 ネットを見ていると、「本物とは思えぬ」虎銭が出ていた。そこで落としてみると、やはり…

◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作古銭の話あれこれ」

贋作古銭の話あれこれ ◎古貨幣迷宮事件簿 「贋作古銭の話あれこれ」 (1)OE作 湯口付き作品(鋳放し風) OE氏は模造の名手で、豆板銀の贋作の他、寛永銭の母銭も多数作成している。 寛永銭はとりわけ見事で、一見して作品とは分かりにくいものもある。 湯…

◎雨の日の茅の輪潜り(512)

令和二年七月六日撮影 ◎雨の日の茅の輪潜り(512) この感覚を理解できる人はごくわずかだろうが、今、私は「悪縁」に寄り付かれている。 随分と久々だが、多少のご供養では取り除けない感じだ。 そうなると、暫くの間は困難が続くことになる。 普段、耳…

◎ソルダムが実を結ぶ

庭のソルダムの実 ◎ソルダムが実を結ぶ 三年前、庭の一角にソルダムを植えたのだが、今までほとんど花も咲かなかった。 今年はチラホラを咲いたのだが、一個だけ実を結んでいた。 慰むなあ。 今はある理由で、心中に嵐が吹き荒れている。 しかし、こういうの…

◎わかりやすい「日韓関係の現状」

◎わかりやすい「日韓関係の現状」 2019年5月、米国が韓国のイラン産原油輸入に対する一時的制裁の例外措置が中断され、口座が凍結された(金融制裁)。 このため、韓国内の口座が凍結され、原油輸出代金を受け取れていない。 イランメディアによると、…

◎タイマーが鳴る

◎タイマーが鳴る 病院でベッドに横たわり、治療が終わるのを待っていたが、タイマーがまったく鳴らない。 「止血は十分間です」と看護師が言っていたのに、十五分経ち二十分に近づいてもチャイムが鳴らない。 担当の看護師がそれに気づき、慌てて走って来た…

◎今年上半期の振り返り

今年前半期の振り返り ◎今年上半期の振り返り 今年一月から六月までの「説明のつかない画像」のうち、確からしいものを抽出してみた。時間の経過に伴い、冷静に眺めることが出来るのと、画像が変化し弱いものが消えてしまう。よって、より正確な判断が可能に…

◎悪縁に寄り付かれた時に起きること

悪縁断ちの考え方 ◎悪縁に寄り付かれた時に起きること 参考になるかどうか分からないが、「悪縁」が寄り付いて来る典型的な兆候や症状について記す。「悪縁」は一般的な言い方なら、「悪霊」だが、生きている者の恨みの「念」も含むのでこう呼ぶ。 最初の兆…

◎亡くなっていた

◎亡くなっていた 拙作『鬼灯の城』が終盤に入り、釜沢重清の亡妻である雪路の怨霊が城の中を跋扈するようになった。 「雪路」という名は、かの朝岡雪路さんのルックスを念頭に置いて付けた作中名だ。 おそらく着物姿が似合うから、立ち姿が引き立つと思った…

◎絵銭類あれこれ

絵銭類あれこれ ◎絵銭類あれこれ 知人に何か贈呈しようと書庫を探したら、またコインブックが出て来た。 これではいつまで経っても処分が終わらない。 題目銭はごく普通の絵銭だが、念仏銭に比べるとバリエーションは多くない。 鉄銭の大半が高炉(釜石)か…

◎丸蟹と平爪蟹は同じものだった

海と蟹マーク、焼きウニ ◎丸蟹と平爪蟹は同じものだった 夏場のものだと思うが、磯で丸蟹が獲れる。 同じくらいのサイズの蟹をヒラ(平)蟹と呼ぶところもあるが、これまで私はそれぞれ別のものだと思っていた。 ところが、「丸蟹」は「平爪蟹」と呼ぶらしく…

◎夢の話 第801夜 藤の花

◎夢の話 第801夜 藤の花 7月1日の午前3時に観た短い夢です。 眼が覚めると、「俺」は長椅子の上に横たわっていた。 座っているうちに眠くなり、そのままそこで寝ていたようだ。 俺がいたのは、少し古びた家の居間で、目の前に縁側廊下がある。 縁側の…