日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話

◎夢の話 第1K72夜 家の改修

◎夢の話 第1K72夜 家の改修 二十日の午前二時に観た短い夢です。 我に返ると、大きな家の前に立っていた。 その古い木造の家には、沢山の大工や左官が出入りしている。 「いつも見ている家だよな」 ここには頻繁に来ている気がするが・・・。 ふらふらと中に…

◎夢の話 第1K71夜 「声」

◎夢の話 第1K71夜 「声」 十七日の午前二時半に観た夢です。 深い眠りの澱みの底にいる。 暗い闇の中で、自意識すら感じさせぬ状態だ。 唐突に声が響く。 「た」 女の声で、周囲に響くくらい大きな音だったので、すぐに自意識が戻った。前日の昼にも同じ…

◎夢の話 第1K70夜 警告

◎夢の話 第1K70夜 警告 十一月十六日の午後二時の仮眠の時に観た夢です。 この数日、何だか体が重い。体調自体には変わりが無く、身体的理由ではないようだ。 とにかく肩から背中が重苦しく、歩こうとしても足が前に出ない。 「またどこかで良からぬもの…

◎夢の話 第1K69夜 案件が違う

◎夢の話 第1K69夜 案件が違う 14日の午前二時に観た夢です。 どこか地方の市役所に打ち合わせに行った。職務が「政策点検」「組織改革」だから、市役所は珍しい。予算的に「県」の企画部や総務部でなくては費用が捻出できぬからだ。 打ち合わせと言って…

◎夢の話 第1K69夜 押し入れに何が

◎夢の話 第1K69夜 押し入れに何が 十日の午前二時に観た夢です。 この時期には、心魂の状態を整えるのが最も重要で、そのためには、「寝る時に癒し水を供える」ことが有効な方法のひとつになる。 最近、あまり悪夢らしい悪夢を観ないのだが、昨夜は夕食後…

◎夢の話 第1K67夜 ここはどこ?

◎夢の話 第1K67夜 ここはどこ? 他人の夢の話ほどつまらぬものはない。夢の世界は悉く「一人称」で構成されるから、他の者が立ち入る隙が無いせいだ。モノローグなのだから、他人にとって何の意味も無く、面白いわけがない。 夢を記録するのは、他者との…

◎夢の話第1K66夜、からの「本当は誰のこころ?」

私に取り憑く幽霊の姿 ◎夢の話第1K66夜、からの「本当は誰のこころ?」 かなり寒くなって来たが、関東ではまだ暖房を点けるほどではない。ただやはり肌寒いので、私は居間に居る時に半身を寝袋に入れている。ちなみに、学生の時に使っていた寝袋をつい数…

◎夢の話 第1K66夜 冥界の異種格闘技戦

◎夢の話 第1K66夜 冥界の異種格闘技戦 二十六日の午前三時に観た短い夢です。 「猪木さんが格闘技戦をやるらしいよ」 俺の友だちがわざわざ報せに来てくれた。 「へえ。まだ亡くなったばかりだというのに、もう始めるのか」 だが、すぐに気が付く。 「な…

◎夢の話 第1K65夜 アルマゲドンの日

◎夢の話 第1K65夜 アルマゲドンの日 冷蔵庫の夢の後、癒し水を備え、午前三時に眠り直した時に観た夢だ。 ちなみに、私は覚醒する直前の夢のほぼ総てを記憶している。 広大な山野の中に立っている。 高地にいるので、遠くの山々や原野がすぐ近くに見える…

◎夢の話 第1K64夜 冷蔵庫

◎夢の話 第1K64夜 冷蔵庫 十月二十日の午後十一時に観た夢です。 知人の家を訪れると、家の中にやたら大きな冷蔵庫があった。 「随分大きいね。何に使うんだよ」 「色々とね」 私はこのタイプの業務用冷蔵庫に詳しい。 「コイツはマイナス四十度まで温度…

◎夢の話 第1K63夜 俺の作務衣を着ている

◎夢の話 第1K63夜 俺の作務衣を着ている 十月十七日の午前三時に観た短い夢です。要は神社に参拝する日の出発前の朝方に観た夢になる。 病棟の更衣室に入り、長椅子に寝着を置いて、ロッカーの扉を開いた。 病院では俺はいつも作務衣を見に着けている。ち…

◎夢の話 第1K62夜 一月心中

◎夢の話 第1K62夜 一月心中 三十日の午前三時に観た夢です。 夢の中の「俺」は三十台の初めで、覚醒時とは全くの別人格だ。設計技師のような仕事をしている。 絵画館のカフェテリアに行き、ラテを注文した。 番号札を貰い、席で待っていると、程なくその…

◎夢の話 第1K61夜 山津波

◎夢の話 第1K61夜 山津波 二十八日の午前三時に観た夢です。 豪雨が三週間に渡って降り注ぎ、多くの国土を押し流した。 ようやく晴れ間が出ると、今度はカンカン照りに。 乾燥してみると、山や田畑が崩れ、地中にあったものが地表に出ていた。 ここで人々…

◎夢の話 第1K61夜 和風旅館

◎夢の話 第1K61夜 和風旅館 九月二十六日の午前二時に観た短い夢です。 我に返ると、俺は玄関の三和土のようなところに立っていた。 目の前は廊下で、薄らぼんやりと灯りが点いている。 正面すぐ脇に階段があり、すぐに二階に行けるつくりになっている。 …

◎夢の話 第1K60夜 旅行

◎夢の話 第1K60夜 旅行 二十四日の午前二時に観た夢です。 夢の舞台は郷里の実家で、かつて個人商店だった頃の店だ。 新年の売り出しが終わったら、久々に皆で温泉に泊る予定になっていた。 既に最終日で売り場にはあまり商品が残っていない。 兄が居残り…

◎夢の話 第1K59夜 「母死す」

◎夢の話 第1K59夜 「母死す」 二十三日の午前三時に観た夢です。 「プルルルル」と電話が鳴る。 受話器を取ると、電話を掛けて来たのは兄だった。 「お袋が亡くなったから」 「そうか。よく頑張ったな」 母は末期癌で半年入院していた。 半ばは覚悟してい…

◎夢の話 第1K58夜 赤ら顔の大男

◎夢の話 第1K58夜 赤ら顔の大男 九月四日の午前三時に観た夢です。 昨夜はほとんど寝られなかったので、さすがに翌日の晩御飯の後には眠くなった。 食後、居間の竹茣蓙に寝そべって映画を観ていたのだが、いつの間にかそのまま寝入っていた。 割と長く眠…

◎夢の話 第1K57夜 「入管での手続き」から

◎夢の話 第1K57夜 「入管での手続き」から 八月二日の午前二時半に観た夢です。 我に返ると、俺は空港の入管の中にいた。 これからどこか外国に出かけるらしい。 窓口の前は割と空いていたから、すぐに俺の番が来た。 管理官が書類とパスポートに目を通す…

◎夢の話 第1K56夜 電話のベルに起こされる

◎夢の話 第1K56夜 電話のベルに起こされる 七月二十七日の午前二時過ぎに観た夢です。 暗闇の中に横たわっている。 夢の中にいるわけでもなく、意識も朧気だ。 ただぼんやりと闇に浸っている。 すると、唐突に音が響いた。 「チリリリリリリリ」 電話の呼…

◎夢の話 第1K55夜 夜だけの世界

◎夢の話 第1K55夜 夜だけの世界 九日の午前三時に観た夢です 私は三十台。自分で会社を経営している。 接待で酒を飲んだので、アルコールを冷ます必要が生じた。 ビール一杯だけだったとはいえ、完全に酒が抜けるまで五六時間はかかる。 「家に帰れるのは…

◎夢の話 第1K54夜 山林の中

◎夢の話 第1K54夜 山林の中 七月五日の午前一時に観た夢です。 我に返ると、俺は遠くの山を見ていた。 カメラを構え、少しずつ森の中にズームインして行く。 前に立つと何となく胸騒ぎがしたので、その理由を確かめようとしているのだ。 違和感の理由は「…

◎夢の話 第1K52夜 浄霊クリニック

◎夢の話 第1K52夜 浄霊クリニック 眠りの度に「最後に観た夢」を記憶したまま覚醒する。 多くの人は十分もすれば夢の内容を忘れてしまうと思うが、私は詳細に憶えている。 これは当人にとってはかなり煩わしい。数々の夢の中で、何らかの意味のありそうな…

◎夢の話 第1K51夜 葬式の支度

◎夢の話 第1K51夜 葬式の支度 二十八日の午前一時に観た夢です。 「ミンミン」とセミが鳴いており、その声で我に返った。 暑い盛りだが、俺は黒い上下を着て、座敷に座っていた。 「ここはどこだろ?」 どうやら郷里の親戚の家らしい。 午後三時頃だから…

◎夢の話 第1K50夜 何かを手渡される

◎夢の話 第1K50夜 何かを手渡される 二十四日の午前二時半に観た短い夢です。 私は二十台後半。 街を歩いていると、十階建てのビルの前を通り掛かった。 何気なくそこで足が止まる。 「何だろ。何だか気になる」 そのまま立ち止まって考えるが、何が気に…

◎夢の話 第1K49夜 大学にて

◎夢の話 第1K49夜 大学にて 十三日の午前三時に観た夢です。 「俺」は二十歳台のよう。 事務局より呼び出しがかかったので、窓口に行った。 女性事務員が出て来て、冷たい口調で言う。 「あなたは二年生の時のドイツ語の単位が二単位足りていませんよ。卒…

◎夢の話 第1K48夜の後日談

◎夢の話 第1K48夜の後日談 深夜、人のいない工事現場で鉄板が倒れたような大きな音がした件について付記する。 ユンボ移動用の床板をひっくり返した音だと思ったが、水の入ったドラム缶があったから、あるいはこれをハンマーで叩いた音のよう。午前三時…

◎「夢の話 第1K48夜」の翌日になって

◎「夢の話 第1K48夜」の翌日になって このひと月に起きた不審事は概ね次の通り。 1)スマホに音声認識のスイッチこそ入っていたが、何も声を掛けていないのに、勝手に「憑いた、憑いた」と話したこと。三日間に渡り続いた。 2)午前三時頃に、娘たちの部…

◎夢の話 第1K48夜 この世界の成り立ち

◎夢の話 第1K48夜 この世界の成り立ち 九日午前二時頃に夢を観た。 その夢には、私が「お師匠さま」と呼ぶ短髪の男が現れ、これから向かうべき「あの世」について語った。 話の内容はもはや講義と言ってよいほどで、世界の成り立ちや霊魂の循環に至るま…

◎夢の話 第1K47夜 喫茶店の幽霊

◎夢の話 第1K47夜 喫茶店の幽霊 六月八日の午前六時に観たホラー夢です。 俺は喫茶店が好きだ。「昭和」を思わせるような佇まいと、店の中に入った時にふわっとコーヒーの匂いが寄せて来るあの感じが溜まらない。入り口に「塔」のようなコーヒーミルが立…

◎夢の話 第1K46夜  ワクチン

◎夢の話 第1K46夜 ワクチン 三十日の午前三時に観た夢です。 我に返ると、俺はベッドに寝かされていた。 体には色んなチューブが繋がれている。 「集中治療室だな。俺はかなりの重病らしい」 ひとりの医師が近づき、俺の呼吸器を外した。医師は防護服を着…