日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

◎夢の話 第1103夜 学校の怪談

◎夢の話 第1103夜 学校の怪談 二十五日の午前三時に観た夢です。 我に返ると、「事務室」と書かれた扉の前に立っていた。 自分が置かれた状況をゆっくりと思い出す。 ここは小学校で、俺はこの学校にある資料を見せて貰いに来たのだった。 この小学校の校庭…

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編 このスレッドは、「競馬など、墜落する飛行機の中で椅子取りゲームをするようなもの」を前提に、帯取りを模索しつつ遊ぶためのものだ。真面目な予想はしないので念のため。 ジャパンカップの枠順が決まったが、数…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」 休日の木曜は通院日。 治療が終わり食堂に行くと、アラ四十女子がご飯を食べていた。 この子が先に終わり帰ろうとするところに、「調子はどう?」と挨拶した。 「まあまあですね。そちらは?」 「イマイチだね。あ…

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」 水曜日は循環器の通院日だった。 久々に主治医に会い、近況を報告した。 「心臓は絶好調ですね。不整脈もありませんでした。過去十年では一番調子がいいです。心臓だけですけどね」 心電図なども「前回から変わっていない」…

◎夢の話 第1102夜 真贋鑑定

◎夢の話 第1102夜 真贋鑑定 二十二日の午前四時に観た夢です。 我に返ると、どこか知らぬ骨董屋の店頭にいた。 どうやら俺は自分の品物をこの店の店主に見せに来たらしい。 七十過ぎと思しき店主が包みを解き、中を検めようとしていた。 箱の中から出た…

◎古貨幣迷宮事件簿  質問A「これは文政大字の母銭ですか?」、質問B「これは面背逆製ですか」に関する共通の回答  

◎古貨幣迷宮事件簿 質問A「これは文政大字の母銭ですか?」、質問B「これは面背逆製ですか」に関する共通の回答 前回、「これは寛永通寶当四、文政大字の母銭ですか」という質問について、「焼け銭である」「母銭ではない」「分類上は文政大字である」とい…

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」 体重計側に行くと、ユキコさん(五十台)と介護士のバーサンが並んで立っていた。 計測時には、患者は自分の名前を言う決まりなので、ここで早速かますことにした。 「正司歌江」 「それ知ってます」「知ってる」…

◎「障り」の経過

◎「障り」の経過 時々、「一昨年の稲荷眷属の障り」について記すが、同じようなことが起きた際のヒントになるかもしれんので、簡単にまとめて置く。 令和三年の十月のこと。 例によって、お寺巡りをしていたが、寺の境内の隅にあった稲荷村社に気付かず、神…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」 木曜は通院日。 体重計測の担当が、介護士のバーサンだった。 そこで「懐びと」の出題をした。 「宮史郎です」 すると、バーサンが首を捻る。 「宮史郎って誰だっけか?」 おお、昭和四十年代を知るもの…

◎突然、体が軽くなる

◎突然、体が軽くなる 水曜の昼に、突然、「体が軽くなっている」ことに気が付いた。 眼の手術をしに電車に乗ってから、足が重くて困っていた。手術前後には「片足十キロの鉄下駄」を履いている感じで、最近でも「片足二キロ」だ。 その重さが無くなっている…

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」 病棟に行くと、「お茶屋の小父さん」がいた。入院病棟から車椅子かベッドで来るらしい。 オジサンの顔色が真っ黒だ。昔は「腎不全患者は顔が黒くなる」と言われたらしいが、今はそういう人は少ない。要はかな…

◎秩父大血川 煙玉編

◎秩父大血川 煙玉編 秩父大血川まで紅葉見物に行ったが、しかし、既に見頃は終わっていた。 二週間ほど遅かったようだ。 いつも同じ地点に行くわけだが、一昨年には、ここではっきりと「あの世の関与」が示された。 その前の月に、私にとっては禁足地である…

◎新蕎麦を食べに荒川に

◎新蕎麦を食べに荒川に 十三日月曜は、午前中二所用を済ませた後で、新蕎麦を食べに秩父荒川に行った。荒川は蕎麦の産地で、蕎麦畑が沢山ある。 秩父市内から荒川に向かう途中に、蕎麦屋は沢山あるが、当たり外れがあるので、要注意。経済性の原理で、産地で…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」 土曜は通院日。 病棟に行くと看護師が集まって来た。 「どうなりました?」 そこで足の傷を出して見せた。 「こりゃ、かなり痛かったでしょ」 「そりゃヒーヒー言うくらい痛いですよ。足の爪を根元まで…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」 木曜に病棟に行き、問診の時に、足の不具合を報告した。 まずは爪の取れた方から。 恐らくはコロナの後遺症で、「やたら焦げ臭い」がしたと思ったら、「全身の倦怠感」が始まり、「肘と膝から先の…

◎古貨幣迷宮事件簿 「見え方の違い」(続)

◎古貨幣迷宮事件簿 「見え方の違い」(続) 前回のテーマについて幾名かの方がご意見を下さり、大変有難うございました。 意見はどなたも同じで「文政大字」。 地金が黒いところは気になりますが、少し焼けたか錆によるもの。 背面の意匠が硬く見えるのです…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」 この日の「懐びと」は「カルメン・マキ」さん。ちなみに、「懐かしい曲」が「懐メロ」なら、「懐かしい人」は「懐びと」だ。 この日の体重計側は、ユキコさん。 福島の山家の育ちだから、当方とは…

◎今日のセルフチェック 11/06 煙の中に

◎今日のセルフチェック 11/06 煙の中に 家人を菊花展に連れて行ったが、私の方はあまり体調が優れぬので、車で待った。 神社でセルフチェックをしたが、境内で見る限りでは、それほど問題が無いように見える。 帰宅してから、画像をPCで見たが、各所に煙が出…

◎古貨幣迷宮事件簿 「目視、拓本、画像の見え方の違い」

◎古貨幣迷宮事件簿 「目視、拓本、画像の見え方の違い」 まず最初にお断りするが、ウェブを通じ、質問が多数寄せられているが、回答は順番待ちとなっており、時間がかかると思って頂きたい。今は闘病生活を送っているし、既に現品や資料を散逸させ、引退した…

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」 この春から、病棟に七十台の介護士バーサンが入った。 主に体重測定や、ジジババ患者の世話を担当している。 体重測定の時には、患者が自分の名前を言うのだが、当方は齢の近い五十台看護師が当たると、お茶らけて昔の…

◎感情だけの存在

◎感情だけの存在 母子は十六年前からずっと私と一緒にいる。あるいはここに住むようになった二十数年前からかもしれぬ。 母子が同化・合体しており、二体がほぼひとつ。これは母親の愛情によるものだが、子どもの姿は母親によって作られたものかもしれぬ。 …

◎今日のセルフチェック 11/3

◎今日のセルフチェック 11/3 図書カードが溜まったので、駅前の金券ショップに行くと、この日は閉まっていた。よく考えると、金曜は文化の日?だから、旗日を守る店では休業する。 都心なら、休日には営業するだろうが、埼玉のここはもはや地方都市だ。 ちな…

◎古貨幣迷宮事件簿 R051103「合金寛永」

◎古貨幣迷宮事件簿 R051103「合金寛永」 時々、質問が寄せられるので、ここに記して置く。 多くは「雑銭から白銅銭が出たのですが」という照会だ。 今見付かるのは、多くは中国製だ。これは輪側の処理方法でそれと分かる。中国では今も金属型主流なので、和…

◎病棟日誌 悲喜交々10/2 「てっきり死んだかと」

◎病棟日誌 悲喜交々10/2 「てっきり死んだかと」 木曜は通院日。 この日の穿刺担当は、最若手の23歳女子看護師だった(名前失念)。 従前より小さくなった気がしたので、「なんだか小さくなってねーか」と振ると、「九キロ痩せました」と言う。 お腹がぽっ…

◎新たな来訪者

◎新たな来訪者 毎夜、午前二時頃になると、耳元で「死にたい」「生きていても仕方がない」と囁かれる。すぐ耳の裏だから、どうしても目覚めてしまう。 「寝ぼけた」という次元の話ではなく、はっきりくっきりとした声だ。聞き慣れぬまでは、飛び起きるほどだ…

◎「百鬼夜行」の記憶

◎「百鬼夜行」の記憶 これまで幾度か書いた話だ。 五歳頃に経験したことだが、果たして現実に起きたことなのか、子どもが思い描く妄想だったのかが、今ではよく分からない。 その頃には「自分がトラックに撥ねられて死ぬ」夢を頻繁に観たが、リアル過ぎて、…

◎今日のセルフチェック 八幡神社10/30

◎今日のセルフチェック 八幡神社10/30 かなり少なくなったが、まだこそこそと吹き込んで来る者がいる。 「死にたい」「もう生きていたくない」と呟く。 細目にセルフチェックし、分離を心掛ける必要がありそうだ。 買い物に出る前に、先に神社で自分の姿を確…

◎500グラムのステーキ

◎500グラムのステーキ 今日は家人の誕生日。 早起きしてスーパーに行き、ステーキ肉を買って来た。 家人だけ500グラムの特大にした。 ウン十年前に、大学の非常勤講師と研究所員の掛け持ちをしていた頃、家人はパスタ屋でレジを打っていた。 研究所の…

◎後で思い出すと解釈に困る体験

◎後で思い出すと解釈に困る体験 津波の後、数年が経ってから、東日本各地の線量の計測をしていた。「政府の公表数値に嘘があるかもしれん」と考えたからだが、埼玉から岩手に帰省する度に一般道を通り、ついでに青森や秋田まで行っていた。 太平洋側の沿岸の…

◎病棟日誌 悲喜交々 10/28 「寒中蕎麦」

◎病棟日誌 悲喜交々 10/28 「寒中蕎麦」 通院は、日曜月曜と休みで、二日空くのは週末だけ。このせいか、ベッドで過ごす時間がやたら長く感じられる。 普通の人であれば、金曜日と同じ感覚だ。 看護師のウエキさんに、「土曜は普段より長く感じられ、退屈で…