日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

#日々の出来事

◎日々の雑感あれこれ R05/12/16

◎日々の雑感あれこれ R05/12/16 「酒粕とタイヤチェーン」 子どもの頃には、冬には家の店頭に(実家は萬屋だった)甘酒の鍋が置いてあり、誰でも自由に飲むことが出来た。 小学生の当方も、学校から帰ると、最初にその甘酒を飲んだ。 客も飲んでいたが、叔父…

◎病棟日誌 悲喜交々12/14 「さらけ出せばスッキリ」

◎病棟日誌 悲喜交々12/14 「さらけ出せばスッキリ」 木曜は通院日。 この日も介護士のバーサンにリンゴを持参したが、「誰が見ていても構わん。今日は出そう」と思っていると、こういう時には、きちんと一人でいる局面が出来る。 「これは田舎の江刺リンゴで…

◎病棟日誌 悲喜交々12/12 「弱っている人」

◎病棟日誌 悲喜交々12/12 「弱っている人」 介護のバーサンに渡すべくリンゴを持参したが、やはり渡すタイミングが無かった。 いつも誰かが近くにいる。 看護師の「誰か」に渡すと、全員に渡せるわけではないから、男女共にバランスが壊れる。面倒くせーな。…

◎猫が死んでた時

◎猫が死んでた時 先ほど家人を駅まで送って行ったが、その途中で、猫か狸が車に撥ねられて死んでいた。車がそれを迂回して通っていた。 今時、住宅地の野良猫や狸で、車に撥ねられるとはどん臭い。 今の野良猫は、きちんと車の往来を見てから道路を横切る。 …

◎たった一人の影響力

◎たった一人の影響力 依然として食欲がなく、お茶漬けや雑炊の類にも手が伸びなくなった。夕食が冷奴と甘酒だけのことも多い。 最近、血圧うが下がるようになったので、この対策で塩分の許容量が少し増えた。ラーメンは「半年に一度」だったが、「一二か月に…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/9 「伴侶の重要さ」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/9 「伴侶の重要さ」 土曜は通院日。 介護士のバーサンに江刺りんごをあげようと思い、持参したが、周囲に人が少ない局面が少ない。皆にはあげられず、特定の人を対象に贈呈するので、他人の目に付きたくない。一応、「つけとどけ」は…

◎北陸の魚を買ってみた

◎北陸の魚を買ってみた 親戚に歳暮として、北陸の地魚を送った。今流行りの「水揚げされた魚の中からあれこれ」というヤツだ。 田舎は山家なので、鮮魚類の方が有難い筈だ。 下世話だが、送料込み5千円なので、内容量は3千5百円相当になる。 早速、叔母か…

◎「時事短評」 ニュース斜め見 12/04

◎「時事短評」 ニュース斜め見 12/04「周庭さん亡命」 辛苦を味わった人は、顔(表情)にそれが現れるものだが、この人も苦痛を経験して来たのが如実に分かる。 それでも、香港の民主活動家のアイコン的存在だったから、殺されずに済んで来た。 もしこの人が…

◎音無しの影

◎音無しの影 二日前のこと。 夜になり、娘を迎えに駅まで行った。 駐車場に戻り、鍵を娘に渡し、自分は後から歩いた。これは足が悪く、ごくゆっくりとしか歩けぬためだ。 駐車場から家までは六七十㍍あるので、暗い夜道を一人で歩いた。灯りは街灯がポツンポ…

◎病棟日誌 悲喜交々11/30 「そろそろ俺たちの番」

◎病棟日誌 悲喜交々11/30 「そろそろ俺たちの番」 木曜は通院日。病棟に入ろうとすると、同じ年に入棟したKさんが車椅子で診察に向かうところだった。治療前に別の診療科で診て貰うわけだ。 Kさんは七年前くらいに入棟したが、その数か月後に私も入った。同…

◎一人多い

◎一人多い 水曜は通院の無い日で、終日家にいた。 家族が全員外出し、独りで居間に座っていると、階段の照明のスイッチが「パチン」と入る。 「ありゃ。誰もいない筈なのに」 すると、数分後に、「パチン」と切れた。 これで、「ああ、始めやがったな」と分…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/28 「宝くじの不正のやり方」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/28 「宝くじの不正のやり方」 右足が腐り始めているので、おっかなびっくり病棟に行くと、「今日は外科、形成外科とも休診」だという。とりあえず皮膚科で抗生物質を処方してもらい、次の診察日まで数日間経過観察になった。 へたすれ…

◎干し柿

◎干し柿 当家は似た者夫婦。何事も自分の手でやってみぬと気が済まない。 今冬の家人は、干し柿を作り始めた。 第一陣は二週間前で、先週末のが加わった。いずれも秩父産の柿だ。 ダンナの方も蕎麦を打ったり豆腐を作ったりして来たが、やはり素人作業ではど…

◎秩父荒川にて新蕎麦を食す

◎秩父荒川にて新蕎麦を食す 二十六日日曜は、「イチョウ見物と新蕎麦を食べる」目的で秩父に行った。家人の要望だが、「還暦を過ぎたら、家人最優先」の方針なのでそれに従った。 秩父の紅葉は、最初のブナなどの広葉樹が十一月初めで、中旬にはこれが終わり…

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編

◎「墜落する飛行機」 ジャパンカップ2023編 このスレッドは、「競馬など、墜落する飛行機の中で椅子取りゲームをするようなもの」を前提に、帯取りを模索しつつ遊ぶためのものだ。真面目な予想はしないので念のため。 ジャパンカップの枠順が決まったが、数…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/23 「お腹が一杯」 休日の木曜は通院日。 治療が終わり食堂に行くと、アラ四十女子がご飯を食べていた。 この子が先に終わり帰ろうとするところに、「調子はどう?」と挨拶した。 「まあまあですね。そちらは?」 「イマイチだね。あ…

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」

◎通院日誌 11/22 「絶好調です」 水曜日は循環器の通院日だった。 久々に主治医に会い、近況を報告した。 「心臓は絶好調ですね。不整脈もありませんでした。過去十年では一番調子がいいです。心臓だけですけどね」 心電図なども「前回から変わっていない」…

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」

◎病棟日誌 悲喜交々11/18 「三人目は誰?」 体重計側に行くと、ユキコさん(五十台)と介護士のバーサンが並んで立っていた。 計測時には、患者は自分の名前を言う決まりなので、ここで早速かますことにした。 「正司歌江」 「それ知ってます」「知ってる」…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/16 「ベテランは後がつらい」 木曜は通院日。 体重計測の担当が、介護士のバーサンだった。 そこで「懐びと」の出題をした。 「宮史郎です」 すると、バーサンが首を捻る。 「宮史郎って誰だっけか?」 おお、昭和四十年代を知るもの…

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」

◎病棟日誌 悲喜交々11/14 「しぶとい人もいる」 病棟に行くと、「お茶屋の小父さん」がいた。入院病棟から車椅子かベッドで来るらしい。 オジサンの顔色が真っ黒だ。昔は「腎不全患者は顔が黒くなる」と言われたらしいが、今はそういう人は少ない。要はかな…

◎新蕎麦を食べに荒川に

◎新蕎麦を食べに荒川に 十三日月曜は、午前中二所用を済ませた後で、新蕎麦を食べに秩父荒川に行った。荒川は蕎麦の産地で、蕎麦畑が沢山ある。 秩父市内から荒川に向かう途中に、蕎麦屋は沢山あるが、当たり外れがあるので、要注意。経済性の原理で、産地で…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/11 「俺は見世物じゃねーけど」 土曜は通院日。 病棟に行くと看護師が集まって来た。 「どうなりました?」 そこで足の傷を出して見せた。 「こりゃ、かなり痛かったでしょ」 「そりゃヒーヒー言うくらい痛いですよ。足の爪を根元まで…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/9 「オバサン看護師に勝るものなし」 木曜に病棟に行き、問診の時に、足の不具合を報告した。 まずは爪の取れた方から。 恐らくはコロナの後遺症で、「やたら焦げ臭い」がしたと思ったら、「全身の倦怠感」が始まり、「肘と膝から先の…

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」

◎病棟日誌 悲喜交々 11/7 「今日の懐びとはカルメン・マキ」 この日の「懐びと」は「カルメン・マキ」さん。ちなみに、「懐かしい曲」が「懐メロ」なら、「懐かしい人」は「懐びと」だ。 この日の体重計側は、ユキコさん。 福島の山家の育ちだから、当方とは…

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」

◎病棟日誌 悲喜交々11/04 「奥村チヨ」 この春から、病棟に七十台の介護士バーサンが入った。 主に体重測定や、ジジババ患者の世話を担当している。 体重測定の時には、患者が自分の名前を言うのだが、当方は齢の近い五十台看護師が当たると、お茶らけて昔の…

◎今日のセルフチェック 11/3

◎今日のセルフチェック 11/3 図書カードが溜まったので、駅前の金券ショップに行くと、この日は閉まっていた。よく考えると、金曜は文化の日?だから、旗日を守る店では休業する。 都心なら、休日には営業するだろうが、埼玉のここはもはや地方都市だ。 ちな…

◎病棟日誌 悲喜交々10/2 「てっきり死んだかと」

◎病棟日誌 悲喜交々10/2 「てっきり死んだかと」 木曜は通院日。 この日の穿刺担当は、最若手の23歳女子看護師だった(名前失念)。 従前より小さくなった気がしたので、「なんだか小さくなってねーか」と振ると、「九キロ痩せました」と言う。 お腹がぽっ…

◎500グラムのステーキ

◎500グラムのステーキ 今日は家人の誕生日。 早起きしてスーパーに行き、ステーキ肉を買って来た。 家人だけ500グラムの特大にした。 ウン十年前に、大学の非常勤講師と研究所員の掛け持ちをしていた頃、家人はパスタ屋でレジを打っていた。 研究所の…

◎後で思い出すと解釈に困る体験

◎後で思い出すと解釈に困る体験 津波の後、数年が経ってから、東日本各地の線量の計測をしていた。「政府の公表数値に嘘があるかもしれん」と考えたからだが、埼玉から岩手に帰省する度に一般道を通り、ついでに青森や秋田まで行っていた。 太平洋側の沿岸の…

◎病棟日誌 悲喜交々 10/28 「寒中蕎麦」

◎病棟日誌 悲喜交々 10/28 「寒中蕎麦」 通院は、日曜月曜と休みで、二日空くのは週末だけ。このせいか、ベッドで過ごす時間がやたら長く感じられる。 普通の人であれば、金曜日と同じ感覚だ。 看護師のウエキさんに、「土曜は普段より長く感じられ、退屈で…